絶望の効能。 | そよぎめぐみブログ

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神仏大好き、お化けは苦手。何が見えても聞こえても、生きていくのだどこまでも。

今の時代、
絶望することの意味を
きちんと知らない人が多い気がする。

 

「本気で絶望なんてしたら
人は死んじゃう。だから、
そんなものしなくていい」

 

そう決めつける前に、読んで欲しい。

 

私たちは「絶望」と「希望」が
ペアであることを頭では知ってる。

 

でも、実は最初は
「期待」と「絶望」が
ペアになっている。

 

「こうなるはずだった」
「この方がいいに決まってる」
「どうしてそうならないのか」
「何故分かってくれないのか」

 

そんな期待を裏切られて、
そうして「絶望した」と言う。

 

まぁ、それ自体はいいんだ。
何故なら、希望は、
そこから生まれてくるから。

 

つまり、絶望した時こそ
希望が生まれ出ずるチャンス。


私たちは老若男女問わず
「希望」を懐妊できるんだ。

 

でも、それを知らないと
「絶望だ、終わりだ」になる。
「後がない」とヤケになり
自分や相手や周囲を壊す。

 

もう、やめないか。

 

期待と絶望のペアから
希望が生まれる過程までを
きちんと知ろう。

 

生まれてくる希望の素晴らしさも
ヤケをもって堕胎してしまえば
何も残らない。

 

失敗も失恋も、ありとあらゆる
意にそぐわない出来事の全てが、
期待と絶望の両親を揃わせて
希望を生み出させるための親族。

 

親族にだって、嫌な人とか
苦手なタイプとかいるように
必ずしも気分よく迎えられない
出来事ってのも山ほどあるけど。

 

いいんだ。
本気で「ダメだこりゃ」と
心底思えなきゃ、
希望なんて出てこない。

 

パンドラの箱だってそうだ。
どーすんだ、この後、ってほど
多数の災厄が世界に飛び出して
最後におずおずと出てきたのが
希望だっていうんだからさ。

 

急展開な時代だけど
そこは、早合点せずにいこう。
ぐずぐずしてるのはダメだけど
待つ時に待てないのも、同じ。

 

幸い私は、期待し、
絶望できた後、
希望の誕生まで漕ぎ着けられて
ここまでやってきた。

 

これを読んでる人なら、
あ、言われてみれば!って人も
きっとたくさんいると思うけど、
もし、絶望したままひねくれて
時間を棒に振ってる気がするなら、
そろそろ、希望を生んでみよう。

 

大丈夫、案ずるより生むが易し☆