こんにちは。

中年の恋愛体験をつづっているかっぱです。

 

本編のほうは、

マッチングアプリで2人の男性と出会ったところまで来ました。

今から2年前くらいのことです。

 

この後、いよいよ

現在も続いているパートナー、

所さんと出会うのですが、

そのエピソードを書く前にひと息入れたい。

 

現在進行形に関することを書くのは

整理が必要で、パワーがかかりそうなので(^^)

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私がそもそもこのブログを始めたきっかけは

47歳という自分の年齢に

焦りを感じたからでした。

 

45歳からは

更年期、閉経・・・それらがリアルに迫ってくる年齢。

 

「さあ、私はいったい、何歳まで、恋愛できるんだろう?」

そんな恐れが大きく膨らんでいた。

 

結婚して、ダンナさんがいれば、

こんな心配は、いらないのかな?

 

と、結婚生活が続いている人を

うらやましく思ったりもしたけど、

案外、このテーマは、普遍なのかも?

 

結婚していようが、いまいが

「自分が女として扱ってもらえるかどうか」は、

常に変化していくもの。

 

んー、この「扱ってもらえる」という言葉も

ほんとは、よく考える必要がある気がする。

 

うまく言えないけど・・・

それって、他人に丸投げでいいのか?

「自分はいくつになっても女性。

 恋愛もバリバリするぞ!!」

と思えることが一番大事なんじゃない?

とも思うから。

 

でも、恋愛は1人じゃできない。

相手から価値を見出してもらわねばらないのも

また事実。

 

悶々と考えてると、

ヤフー知恵袋とか検索しちゃうのだ。

 

「何歳の女性まで、恋愛対象年齢ですか?」

みたいなのに、行き当たる。

 

同じようなこと、考えてる人いるんだなぁ~(^^)

 

色んな回答が並んでるけど

「年齢はあまり関係ない」

「相手を異性として見られれば何歳でも」

みたいなのが出てくる。

 

うんうん。いいね。

「異性として見られる」カギが知りたいけどね。

 

その中で、私に刺さった回答。

「年齢はあまり関係ないですが、

 だからといって、

 0歳の赤ちゃんや、90歳のおばあちゃんは

 対象とは思えません。

 どこかに線引きがあるのでしょう」という男性の回答。

 

・・・たしかに、その通りだーーー

 

ということは・・・

やっぱり、相手に「魅力的な異性」として

見てもらえるのには、限界があるの?

どんなに、自分の意識が「女性ですよ」と思ってても?

 

別に「生涯現役」でいなきゃいけないことはない。

 

私が望むのは

「私が恋愛したい、と思う限りは、

恋愛できるだけの力が欲しい」ってこと。

 

いつかケロっと、

「もう恋愛なんて、興味な~い」って、なったなら

それはそれでいいよね。

そして、そう思う時期は、人それぞれ違うはず。

 

私の周りには、同世代のアラフィフで

恋愛している人が何人かいる。

アメブロでも拝見する。

その人たちの話は、とっても参考になるけど、

それより上、

「アラ還」と言うの?

50代後半から60代となると

ぜんぜん、サンプルが周りに見つからない。

浅野ゆうことか、阿川佐和子とか

有名人ならいるけど、自分ごとに思えない。

 

単に私の周りにいないだけか、

あるいは、アラフィフとアラ還の間には

大きな溝があるのか?

すごーーーく知りたい。

 

子ども時代から、女の子は、

少女マンガや雑誌で、

少し上の世代の情報をゲットするよね。

 

だから今、50、60代女性の恋愛事情を

知りたいのだけど、

あまりそういう情報がないなーと思う。

 

さて、

そこで、やっとタイトルの小説、

「わりなき恋」のお話。

女優、岸恵子の私小説とも噂されている。

 

 

ベストセラーになったので、

読まれた方も多いでしょう。

 

このブログを始めるちょっと前に読んで、

書き始める1つのきっかけにもなった。

 

ヒロインは69歳のドキュメンタリー作家、

お相手は、58歳の大企業の役員

2人が出会って、燃えるような恋をする

何年かに渡る物語。

 

70歳のヒロインというのに、まずびっくり、

それで相手が10歳下というのにも、びっくり。

 

そして、私が「へえー!!」と思ったのは、

この年齢でも、恋愛すれば

ちゃんとセックスの関係に進むということだ。

少なくとも、この小説のカップルの場合は。

 

ところが、70歳のヒロインは

女性機能が老化していて、

最初はうまく受け入れられない。

歳をとると、萎縮してしまうのだそうだ。

 

そこで、婦人科で医学的処置などしてもらって

機能が復活する、という過程が

文学的に美しくありつつも、克明に描かれている。

 

うん。

この小説の評価は賛否両論らしいけど、

世に問うた、岸恵子は、すばらしいと思う。

 

お手本のない、70代の恋愛・性愛の世界を

見せてくれたのだから。

 

小説では、70代と60代のこの2人が、

激しく惹かれあったり、

嫉妬しあったり、喧嘩したりもする。

 

その姿は、20代の恋愛と大きく変わらない。

 

そういうことも、おしえてくれた。

 

こんなにベストセラーになった小説でも

映画化・ドラマ化は実現してなくて、

岸恵子の朗読劇があるだけのようだ。

 

やっぱり、配役が難しいのかな。

小説では感情移入できるけど、

リアルな70代、60代の恋愛ものは

みなさん、見たくないのだろうか。

 

そういう世間も、どんどん変わっていけばいいのにな、

とも思う。

 

私は、見てみたいよ、

この話、映画で。

 

というわけで、

何歳まで恋愛できるのか?

アラ還以上の恋愛事情、

いろんな感想や事例をお聞きしてみたいです。