「ジャンプする」パワーストーンを買った、私。

 

跳ぶのは、長年ためらっていた「離婚」という

高いハードルだ。

 

「離婚したい」と夫に言うたびに

自殺をほのめかされ、それ以上何もできなかった。

 

それに・・・不本意な現状でも、

「離婚」という未知の世界へ飛び込むよりも

現状維持のほうが、安心していられたのである。

 

でも、

セラピーで夫との関係を見直し、

心の距離がうまくとれてきて、

 

そこへ、リハビリの先生と出会って、

生きる力の根源のようなものを取り戻した私。

 

ここを超えないと、私はこの先、どこへも行けない。

 

危ない発言なのを、承知で書くと・・・

「離婚して

 もしも、夫が自殺してもしょうがない、と

 腹をくくるしかない」

そう、思うしかない、と考えた。

 

私は、それなりに手を尽くしてきたよね?

何年も何年も。

だから、なおもその道を選ぶかどうかは、

もう、彼本人の問題だ、と。

 

最後の確認のつもりで、

夫に電話した。

「私のことを

 たくさん罵るのだから、

 もう離婚してほしい。

 なぜ、そんなにも愛情を感じられない私と

 離婚しようとしないのか?

 それは愛ではなくて

 ただの執着だ。

 もし、あなたが私のことを本当に想うなら、

 私の希望を、検討してくれるはずだよね?」と。

 

でも夫は、「またその話か」とキレるばかり。

「今のままでいいじゃないか。」と。

 

だってあなたは、家事も育児も

仕事もお金を入れることも一切しないで

会いたいときだけ、無責任に子どもに会って、遊んでもらう生活。

それは、現状維持が居心地よいでしょうよ。

 

夫には、離婚する気など1ミリもない。

話し合うのは、無理だ。

 

そのずっと前から、私は、離婚カウンセラーさんという人にも

会っていたし、

離婚専門の弁護士さんにも相談に行っていた。

 

その最後の電話から遠くない日、

どうやって書き上げたか、まったく記憶にないのだけど、

離婚調停の申立書を書いて

とうとうポストに投函した!!

 

ついにやった!!という気持ちと

もう戻れない・・・という気持ち・・・

でも、爽快感というか、

ワクワクする高揚感が強かった気がする。

RPGで、新しいステージが開けたような?

 

弁護士さんによると

訴えられた相手方=夫には

ある日突然、家庭裁判所から通知が届くらしい。

 

優しい私は(?)、

というか、夫の面倒を見ることに慣れきっていた私は

「一応、知らせといてやるか」

と、電話してあげた。

 

「今日、家庭裁判所に、離婚調停の

 申立書を送っちゃったからね。

 そのうち、通知がいくと思うよ。」

 

「なんでそんな勝手なことをするんだよっ!!!!」

夫は激怒した。

 

でも、もう、ひるまない。

 

パワーストーンの後押しパワー、すごいね!!