11月10日(水)19時の回を観てきました。
場所は池袋にありますMixalive TOKYO(Hall Mixa)
池袋ポップアップ劇場vol.19。
パラパラチャーハンのメンバーとして福永マリカさんが出演するという事で観てきました。
本日初日の回ですね。
18時30分過ぎ劇場に到着。
階段を降りて地下へ。
受付にて以前予約した際スマホに送られてきた座席番号の書いてあるものを見せて中へ。
席はB-9番。
前から2列目の中央通路の右側の席でした。←最前列のA席は使われていなかったので
舞台上には後ろ側にスクリーンがあり特に物などは置いてない感じ。
19時になり舞台の幕が上がる。
上演時間は約1時間30分でした。←今回4団体参加で各団体20分の上演
ここからネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
4団体の公演順番は
川久保一人暮らし『学生』
パラパラチャーハン『ヒチュセパコン』
柳沢茂樹『婚活パーティーにて』
アナログスイッチ『屋上の優しいスナイパー』
の順番に約20分ずつ上演され、途中舞台上の消毒などをして次に進んでいく感じでした。
川久保一人暮らしさんと柳井茂樹さんは1人芝居、パラパラチャーハンは3人芝居、アナログスイッチは6人芝居で構成されてました。
1人芝居って色々と難しいなと思いながら観ていたところもあって。
相手がいない分想像しながらみたいな探り探りなところがあるので。
福永マリカさんが出演されていたパラパラチャーハンの『ヒチュセパコン』は食事を取っていた男1(小林義典さん)の前に女性(福永マリカさん)が現れる。彼は味覚も痛みも感じずにいた様子を女性は見ていて医療関係者と名乗りとある場所へ。
そこにはヒチュセパコン(誹謗中傷専用パソコン)があり原田ビューティビューティフルめぐみのブログを見せて書かれている内容に誹謗中傷を書く様に促す。
その誹謗中傷の内容に興味を示す女性。
もう1人の男2(花戸祐介さん)も誹謗中傷を書くも女性はその内容に興味を示さない様子だったのだが…
作品の中にはSNSでの誹謗中傷問題やワクチンや重症者などの言葉などがセリフの中に盛り込まれていて現代の闇の部分も垣間見るところも。←コロナ禍という部分も
福永マリカさん演じる役は自分では誹謗中傷は書けないけど他の人が書いた誹謗中傷の内容を読む事が好きなそんな性格の役柄。
難しい役どころでもありますが表情豊かに演じているシーンは堂々としたところもありその反面自分には誹謗中傷を書く勇気はないような部分を見せるそんなやり取りが印象的でもありました。
最後はアナログスイッチの『屋上の優しいスナイパー』
アナログスイッチの作品を観るのは今回初めてだったんですけど面白かったです。
ワンシュチュエーションコメディというところもあって掛け合いから二転三転していく展開に笑わずにはいられませんでした。
簡単に作品の内容を説明すると屋上で大統領暗殺をしようとしているスナイパー(渡辺伸一朗さん)は妻と産まれてくる子供がいるという事でこの仕事が終わったらスナイパーを引退しようとしていたそんな時に彼氏に振られたまゆみ(小島あすみさん)が屋上にやってきて飛び降りると言うがそこに振った男(秋本雄基さん)もやってきて振った男の態度に苦言を呈すスナイパーそこへ振った男の会社の後輩(佐藤修作さん)がやってきてブラック企業で会社について行けず飛び降りようとするが振った男に止められる。
その様子を見ていたまゆみは何で私の事は止めないで後輩は止めるのという問答が展開。
更にスナイパーを狙う暗殺者(藤木陽一さん)が現れその暗殺者の恋人でもある女性(江益凛さん)が現れるがその女性は実はスナイパーの妻である事が発覚しお腹の中にいる子供は誰の子?という話になるが…実は大統領補佐官の子だと打ち明け大混乱になるという話に…
緻密に練られた脚本が個人的にはツボだったりしてました。
全体的には4団体共に違った色があってそのあたりも楽しめるそんな今回の観劇でした。
出演者の方々ありがとうございます。
パラパラチャーハンの作品は11月21日(日)と11月24日(水)にも上演されますので気になる方は是非。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございました(o^∀^o)