8月15日(木)19時の回を観てきました。
場所は新宿御苑前にあります新宿シアターブラッツ。
作品はフライドBALL企画vol.33『思い出は風の強い日』
知人が出演していたので観てきました。
18時25分くらいに到着。
階段を降りて受付で3900円を支払いチケットと整理番号札16番を受け取る。
整理番号順に並び18時30分になり開場。
席は自由席だったので前から5列目通路側右側のあたりに座る。
舞台上には天井からシャンデリアが吊り下げられていてカフェレストランのセット手前側にはテーブル席が2つあり奥側にカウンターが組まれている。
19時過ぎになり舞台の幕が上がる。
上演時間は約1時間55分でした。
ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
とあるカフェレストラン内海春(伊東若菜さん)が店長を務めアルバイト店員三枝裕子(濱野彩加さん)が働いていたそこにここのオムライスが好きになり通い始めた間宮かず(坂口和也さん)
そんなある日、本庄なつみ(野口真理恵さん)がお店にやってきて間宮は彼女を好きになる。
度々このお店で会うようになる2人。
間宮はなつみに告白をし付き合うことに。
カフェレストランの内海は間宮が料理に携わっている事を知った上でカフェレストランの店長になってもらうようお願いをする。
内海は家の事情の為故郷に帰らなくてはならかったからだった。
間宮は了承しなつみと共にカフェレストランを始める。
カフェレストラン名も『ウインド』に変更。
そんな時このカフェレストランでプロポーズをしようとやってくる近藤信彦(櫻井晃平さん)と友達の筧美智子(渡辺ゆかさん)が彼女でもある安藤椿(若松愛里さん)をサプライズでという話を間宮となつみに話をし約束を取りつける。←付き合って3年目
その日はちょうど間宮となつみが付き合ってちょうど一年目の日でもあった。
風が強いある日、間宮となつみがデートをする事に。しかしその時間宮が事故に合いこの世を去ってしまうのだが…
カフェレストランを舞台に個性的な人たちが訪れそこでそれぞれの人生のやり取りが展開されていく場面では笑いあり感動する場面もあったりして面白かったです。
絵を描く事が好きで…でも家が貧乏で夢を諦めようとするもの、バンドの考え方の違いからすれ違うもの、元彼と元彼女と偶然再会するもの、プロポーズを考えているもの、余命あと僅かと知ってそれに向き合うもの。
そんな人たちが集まる場所。
そして神(望月真富士さん)から死んでしまった間宮に『最後に一言だけ、大切な人に伝えるとしたら…あなたは何を伝えるか?』という問いに『頑張れ!』という言葉が胸を打ちました。←なつみに対して最後に言った言葉
この作品には『絶対』とか『後悔』という言葉が多く出てきます。
絶対に守るとか絶対に幸せにするという言葉って絶対ではないというのがこの作品では重い言葉として表現されています。←なつみに対して間宮が言った言葉でもそれは守れなかった
後悔をしない為にそれぞれが行動を起こすというのもこの作品で表現されていたようにも思いました。
知人が演じる柴田京子(松本ちなみさん)は画家でもあり京子のパートナーでもある草刈彩実(原田星良さん)とは信頼している関係。
余命1年を宣告されていてある日カフェレストランで三枝裕子が描いた絵を観て絵を描くよう助言する人物でもある。
23歳の時に父親を亡くしその時に母親の肖像画を描きそれが世間に評価され絵の道を目指すことに。
序盤では嵐のように現れて嵐のように去っていくのが印象的でした。
去り際にアイスコーヒー?を2杯飲み干していくあのシーンには笑わせてもらいました。←彩実の分も飲んでしまう
31歳という設定のようで大人の雰囲気もあり、彩実との師弟関係のようなやり取りも良かったです。
裕子の夢の実現にも一役かっていたそんな役柄ですね。←衣装も3種類くらいだったかと
間宮となつみの初々しい感じや爽やかな感じも印象深かったです。
インパクトが強かったといえば小島茂道役の赤眞秀輝さんの髭。
一度見たら忘れないキャラでもありました。
お客さんへ話を振ったりアドリブのような展開も面白かったです。
出演者の方々ありがとうございました。
8月18日(日)まで上演していますので是非。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)