10月28日(日)17時25分の回を観てきました。





場所は六本木にありますTOHOシネマズ六本木。







東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門『漫画誕生』




福永マリカさん他知っている出演者の方々も出演されていたので観てきました。




17時過ぎに会場に到着。




スクリーン1の入口でQRコードをスタッフの方に確認してもらい中へ。




席はC10番の席。




3列目のほぼ中央の席でした。




17時25分になりオープニングの映像が流れた後舞台挨拶が始まる。



司会進行の女性の方が登壇者の名前を呼んで順入ってくる。



登壇者1人1人がコメントされその後通訳の方が英語でコメント内容を話すという感じで。←篠原ともえさんも登壇予定でしたが体調不良の為欠席という事でした






そのあとはフォトセッション。




何枚か撮らせてもらいました。







フォトセッション終了後は登壇された方も劇場内の席で鑑賞するかたちで。



ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。


風刺漫画として活躍していた北沢樂天(イッセー尾形さん)は福沢諭吉(モロ師岡さん)に見出され『日本初の職業漫画』として一気にその才能を開花。



やがて史上初のカラー雑誌『東京パック』も世間に浸透していく。



若者たちにも漫画を伝え弟子も増える中、樂天の考える漫画の行き先は…




漫画にたずさわった人たちと樂天を中心とした人間模様が描かれている作品。



ユーモアがあったり馴染みがあまりない人にもゆっくり観てもらえる作品なのかと思いました。




情景やその時代感も伝わってきて。




福永マリカさんは最後の方シーンでイッセー尾形さんと篠原ともえさんと共演するかたちで出演。




軍服姿の兄の写真を持ってきてその写真を見ながら樂天が似顔絵を描いてマリカさんに渡すというシーン。



最後夜中に縁側(大宮で)で3人で蛍を見るシーンがあるんですけど…そこは幻想的な雰囲気もあって冒頭に風景画のようなシーンがあるんですけどそれってこのシーンと重なるところも。




他にも映画の中では共演シーンはないんですけど鵺的『悪魔を汚せ』で共演した秋月三佳さんや祁答院雄貴さん、tsumazuki no ishi×鵺的『死旗』で
共演されたとみやまあゆみさん他櫻井拓也さんが出演されていたりしてそれぞれのシーンも良い役で見どころでもあります。




やはり見どころとしてはイッセー尾形さんと検閲官の稲荷卓央さんの2人が漫画についての意見を言い合うシーンとイッセー尾形さんと篠原ともえさんとの夫婦の掛け合い。




淡い雰囲気も映像からは伝わってきて作品の世界観を引き立てています。



個人的には声優や俳優としても活躍されている緒方賢一さんの大臣役も存在感があって。



漫画からキャラクターが飛び出して話を始める時の声の出演で鉄腕アトムでも有名な清水マリさんや山口勝平さんが声を当てられていたところもニヤリとしたところ。



上映後はイッセー尾形さんと監督の大木萠さんによるQ&Aのコーナーがあり客席から4人(男性3人女性1人)から作品に対しての質問や大木監督やイッセー尾形さんに対しての個人的な考えなどの質問もあって。



撮影の裏側が特に興味深くて居酒屋で大木監督が飲んでいて犬のスピッツがどうしても必要という話をしていたら隣で飲んでいて見ず知らずの方がスピッツを飼っているという話になって出演する事になった話や。




色々な人たちの力がこの作品を支えているんだなと思わせられたそんなトークコーナーでこちらも見れて良かった。




30日の上映後はまだ公開が未定という事で来年に公開される事を願っております。




出演者の方々ありがとうございました。




最後まで呼んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)