10月23日(火)19時の回を観てきました。
場所は池袋にあります池袋あうるすぽっと。
作品はキ上の空論#9『みどり色の水泡にキス』
岩井七世さん高橋明日香さんが出演されていたので観てきました。
キ上の空論作品は約1年振りに観劇。
以前キ上の空論#7『青の凶器、青の暴力、手と手。この先、』を観劇していてそちらにも岩井七世さん高橋明日香さん他の出演者も出演されていました。
18時近くに劇場に到着。
エレベーターで上の階へ。
もう既に数人の方が並んでいる。
最後尾に並ぶ。
18時15分になり受付開始。
当日券目当てだったので6500円を支払いチケットを受け取る。
18時30分開場。
劇場内に入って席を探す。
今回はG列2番の席。
前から7列目の客席側からみて左端の席でした。
舞台上には中央にグレーのソファーが置いてあり奥側には水玉をイメージした『みどり色の水泡にキス』のロゴが入っている映像セットが組まれている。
19時なり舞台の幕が上がる。
上演時間は約2時間10分でした。
ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
小学5年生の頃マコト(町田慎吾さん)はミドリ(新垣里沙さん)に恋をする。
そんなある日マコトの祖父が死んだ。落ち込むミドリ前で母は『おじいちゃんは生まれ変わって、きっとまたあいにきてくれる』
それを聞いたマコトは『輪廻』という言葉を知る。
マコトはミドリを殺すことにした。
ミドリが生まれ変わる事で血の繋がっていない他人のミドリに会えると考えたから。
マコトはミドリを枕に押し付けて殺してしまう。
その6年後高校2年生になったマコトの前に現れた臨時で赴任してきた教師が現れる。
それはどこからみてもミドリだった。
しかし教師のミドリは交通事故で死んでしまう。
幼馴染のハルヤマ(片山陽加さん)のおかげで立ち直るマコト。
そしてまた6年が経ち印刷会社に就職したマコトの前に同じ新入社員の中にミドリを見つける。
マコトはミドリを恋するとまた失う。
6年経つとまたミドリは蘇って…
輪廻する世界の中で70年近く初恋の人を想い続ける切なくも淡いそんなそんな恋の話。
水泡のあの『ボコボコ』という音の効果音や文字で表現される演出も作品の世界観もあっていいですね。
水泡にキスのタイトルも劇中での文字表現では『水泡に帰す』という風になっていたりで。
小学生の頃のリコーダーの話や黒板に名前を書かれる相合い傘など学生時代を思い出すようなエピソードもあって懐かしさもあるそんな作品。
出演者の役どころも光っていました。
岩井七世さん演じる山岸はマコトの事を好きでクラスではマドンナ的な存在でもあって芸能人を目指しているそんな役柄。
金髪姿も印象が強かったりしますけど役の強気な部分を見せたり時に可愛らしさも見せたりしていてそのあたりのコミカルな役柄も面白いです。
存在感もありましたね。
高橋明日香さん演じるマリは冒頭から登場するこの作品の案内人?的な存在の役柄。
状況を説明したりこの作品にずっと寄り添っているようなそんな役柄ですね。
ふわっとした印象も役柄の中に覗かせていました。
出演者の方々ありがとうございました。
10月24日(水)まで上演していますので気になる方は是非。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)