8月22日(水)19時30分の回を観てきました。






場所は下北沢にあります下北沢ザ・スズナリ。






作品は大人の麦茶第25杯目公演『おしり筋肉痛 』




宮原奨伍さんと江田恵さんが出演されていたので。




この作品初演も観た事があってその時にも下北沢ザ・スズナリで上演されたんですよね。




今回初日(ダブルキャストの中神一保さんの回)を観てきました。




18時30分に劇場に到着。




階段を上がって2階の受付で4500円を支払いチケットを受け取る。




物販コーナーではオトムギメンバーの方が商品の説明をしながら販売していました。



私もパンフレットを購入。←1500円です




出演者の紹介やら相関図なども載っていたりします。



物販は夜公演は開演までの販売で終演後は販売はしないとの事なのでご注意下さい。



19時になり開場。



劇場内へ。



前から3列が自由席になっていてそれ以外は指定席。



席はC列の3番。




6列目の客席側からみて左側の席に座る。




舞台上には木造校舎のセットが組まれていて客席側からみて左側に小さな木の机と椅子、右側にはソファと花瓶が置かれた机奥側には書棚などが置いてある。




前説は宮原奨伍さんが担当。




補助席も出て超満席の状態でした。




毎回みて思っていますけど大人の麦茶のキャストの方が客入れなどをされているのが印象的で。




丁寧に対応されていたりするのがとてもいいですよね。



宮原奨伍さんの前説もオトムギならでは。




最後に脚本演出を担当された塩田泰造さんからのメッセージを本人に真似て?読まれていました。




19時35分過ぎ舞台の幕が上がる。




上演時間は約2時間15分でした。




ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。




廃校になった勝山南小学校が宿泊施設『ファミリオーネかつやま南』になりそこで教務長として働く松川栞(松田かほりさん)と一人娘でもある松川美織(石井杏奈さん)そんな時予約を入れるなかみんこと前田将太(中神一保さん)そこにかつての同級生でもある十倍力三(並木秀介さん)と連れの新宮之一(岩田有弘さん)もやってる。



職員たちの坂本立羽(宮原奨伍さん)奥出雫(浅田光さん)袴田つよし(佐藤大介さん)田部井佳代(清水佐紀さん)青柳青奈(江田恵さん)集まって賑やかな雰囲気に。




そんな宿泊施設に矢吹健之介(和泉宗兵さん)がやってくる。




矢吹と新宮は知り合いのような感じなのだが…




初演は観ていたんですけど所々話の展開やそれぞれの役柄の繋がりなどを忘れていた為改めて確認しながら観ていました。



昔懐かしい人情に溢れた人たちの触れ合いや恋に悩んだりする中での葛藤などもありほっこりできるようなストーリーはそのままに新しいキャストを加えての展開は面白かったです。




そのまわりの人たちもそれぞれがいい雰囲気を出されていて素敵な作品でした。




中神一保さんのなかみんは以前初演で観た池田稔さんとは違った優しい雰囲気も出ていて良かったですね。




宮原奨伍さん演じる坂本立羽は社会担当の職員。




温厚な性格で人当たりのいい人物でもあるんですけど人妻でもある雫の事を好きになってしまって…←劇中では昼顔王子と呼ばれるシーンも



石井杏奈さん演じる美織もまた立羽の事が好きだったりしてそのあたりのやり取りも初々しかったり切なかったりで。



後半人妻との密会?をネタに矢吹健之介と対峙するシーンがあったりするんですけど力では到底及ばない矢吹に頭脳戦(ネットを使って)を仕掛けるところはスカッとするシーンでもあります。



そんな強気な部分と普段の優しい部分の表情や演技が良かったですね。
 



倒置法みたいな喋り方をすると指摘されるシーンにもニヤリでした。





江田恵さん演じる青柳青奈(あだ名はおやんぎ)は保健室の眼鏡のおねえさんでもありかつて勝山細胞の研究を発表した人物でもあったが…今は腸内フローラの研究をしていて自ら美魔女菌で若々しさを保っていて。



お客さんに向かって指をさしながら『持ってる、持ってない、持ってる』というやり取りも面白かった。



以前なかみんが好きな相手でもある存在。




研究をしている時は自分の世界に入り込んでテンションが上がるけど内向的な部分もあってそのギャップがあるところもいいですね。




衣装も白衣からセーラー服まで色々見られたりしてそのあたりも見どころでもあります。




個人的には岩田有弘さん演じる新宮之一が好きなキャラクターで。




ドスの効いた言葉の1つ1つが面白くて。←低音ボイスで




男気もある役柄でもあって陰なら見守っている存在なんですよね。




なかみんと十倍からの言葉で裏稼業から足を洗われてもらいカタギとして生きる人生を歩んで今に至る生き様もいいです。




演劇女子部の石井杏奈さんのみおりん役はアンドロイドような口調と普段のやり取りとのギャップがいいですよね。



一年前に観ていた時よりも少し大人っぽくなった印象もあります。




最後中神さんが我慢していたビールを飲むシーンは思わずビールが飲みたくなるそんな一コマでした。





出演者の方々ありがとうございました。




9月27日(月)まで上演されていますので気になる方は是非劇場へ。



最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)