8月12日(日)13時の回を観てきました。





場所は新宿御苑前にありますシアターサンモール。





作品はPMC野郎『漂流ラクダよ、また会おう』




平山空さんが出演されていたので観てきました。



12時近くに劇場に到着。




既に列が並んでいて。




左側に並んでいる方は既にチケットを持っている人たちで先に劇場内へ案内される。




12時15分になり受付開始。



右側に並んでいた人たちが中へ。





受付で5000円を支払いチケットを受け取る。



ロビー内は物販コーナーの列が凄いことになっていて。



9割方女性のお客さんでした。




私も物販コーナーに並んでパンフレット類を購入。




このパンフレットには出演者の写真や紹介などが載っている他今回上演される台本まで入っているのでかなりお得です。←ただ1作品だけ大人の事情により掲載されていません…それは既に舞台を観た方ならわかると思います



かなりロビーは混雑が予想されるので物販などを購入されない方は客席開場時間ギリギリに入られた方がいいかと。←女性のトイレなども混み合います




12時30分になり客席開場。




私の席はE列の2番。



5列目の客席側からみて1番左端の方に座る。




舞台上には城壁の様なセットがあり左右には階段中央には黒い入口のようなセットが組まれている。




12時35分になりPMC野郎さん御馴染みのパフォーマンスが始まる。




※一部ネタばれがあるので注意




以前は出演者が体を張った内容が多かったですけど。



前回あたりから15分程度のショート作品に。←前回はア〇パ〇〇ンネタだったりしましたが…




今回は某ミュージシャン(〇’〇)ヒストリー的な話で。



重傷を負った〇本〇〇さんと病院で見守る家族たちそこに〇葉〇〇さん(井上ほたてひもさん)がやってくる。



〇本と〇葉の出会いから今に至るまでが語られていき…〇葉は『歌うように喋る』というのがキーワードになってそのセリフが色々なわけで(某曲から色々チョイス)それがピタリとハマっていて笑わずにはいられない。




最後は客席の手拍子もあってコンサート会場?になってました。




客席開場から盛り上がりを見せる劇団ってなかなかないと思います。




PMC野郎さんならではの楽しませ方だと思いますね。←もちろん本編の方もいいですから




ショート作品が終わり前説の〇葉さんより注意事項の説明があり。




13時になり舞台の幕が上がる。




上演時間は約2時間10分でした。



ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。



サジタリアス星系からやってきた奇妙な知的生命体漂流者。



彼らは見る人によって様々な姿に変化する。



漂流者とのコミュニケーションを取る為一人の小説家・正田哲也(NPO法人さん)が選ばれた。



哲也には漂流者がラクダに見える彼の名前はロビンソン(野口オリジナルさん)そしてジャラールッディーン・アブドゥルラザク(横尾下下さん)がそのラクダに乗っているように見える。



ロビンソンはドラフトという行為により宇宙全体に散りばめられたあらゆる物語を理解している存在。



ロビンソンと哲也はそれぞれが持ち寄った話を語り始めるのだが…




物語は大きな話が展開されていく中で8つの短篇集が語られる作品。



ラクダのこと



そして最後の樹は枯れた



私の彼は甲殻類



おっちゃん、ごめん



老婆と椅子



近すぎて遠い



時間をかけた挨拶



君といつまでも




それぞれ笑いあり、切なくなったり、感動出来たりする話があって出演者それぞれの役も色々でそのあたりを観れるのも面白いところ。




個人的には『おっちゃん、ごめん』と『近すぎて遠い』作品が好きでした。



『おっちゃん、ごめん』の話の元になっている作品はあの名〇〇コ〇〇でまんまあの名前が登場したりお決まりの眠りの〇〇〇シーンがあったりで終始笑っていました。←ツッコミどころ満載



一応数年後の大人になった彼らが登場する話になっていてそのあたりも原作(テレビ)を知っている方は楽しく観れるのではないかと思います。←何から何までリアルでした




『近すぎて遠い』は平山空さん演じる精神科医のマリーが担当する多重人格をもつピーター(谷口賢志さん)を好きになってしまい段々とはまり込んでいく物語。



マリーはキチガイ好きでもありまともな人間とは付き合えないそんな女性。




そんなマリーと対峙するもう一つの人格オリヴィア(小岩崎小恵さん)との感情むき出しのセリフの掛け合いは見どころの1つでもあります。




平山空さんは他にも『おっちゃん、ごめん』の探偵の旧友役や『老婆と椅子』での夕子の娘や愛人?役なども演じるていてそれぞれ違った役柄がみれるところも良かったですね。←衣装も色々違ったりして




小岩崎小恵さんの老婆役や気の強いオリヴィア役の役柄がはっきり違うところも良かったですし。




久しぶりに復帰された増田赤カブトさんの長万部朱美の役柄のキャラの濃さには圧倒されつつも女性なら思っている事を代弁しているところがまた面白い。




野口オリジナルさんのラクダのロビンソンがまた印象深かったですね。




横尾下下さんのそれぞれの役もコミカルだったり。




ダブルカーテンコールでは増田赤カブトさんが挨拶をされていました。




出演者の方々ありがとうございました。




8月14日(火)まで上演していますので気になる方は是非。



最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)