6月25日(月)19時の回を観てきました。
場所は新宿御苑前にあります新宿サンモールスタジオ。
作品はUZR第2回本公演『雨宿りにコーヒーを』。
図師光博さんが出演していたので観てきました。
18時過ぎに劇場に到着。
階段を降りて下の階へ。
受付で4500円を支払いチケットと整理番号13番と書いてある紙を受け取る。
18時30分になり開場。
青いプレミアムチケットの方が先に案内されその後ピンク色の後方自由席のチケットを持っている方の順番に。
劇場内に入ると前から3列目あたりの席の後方に番号などが書いてある場所がプレミアム席でそれ以外は自由席。
私は客席側からみて4列目の左端の席に座る。
ここが後になっていい席だったと気づく。
舞台上には中央あたりに扉のある入口があり左側にはカフェのカウンター席と舞台前には木で作ったテーブルと椅子、窓側もそれぞれテーブルと椅子が置いてあるセット。
19時5分過ぎ舞台の幕が上がる。
上演時間は約2時間でした。
ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
鉄工所跡を改装してカフェ水島をオープンさせる水島泰(図師光博さん)そんな最初のお客でもある梅沢(ウチクリ内倉さん)がお店に入ってくる。
その後向かい側に傘のお店を経営する雨宮時男(緑川睦月さん)サラリーマンの颯太(天野眞隆さん)高校生の蓮(神越将さん)有名ピアニストでもある真宮寺ゆかり(長谷部優さん)とそのマネージャーでもある松坂大気(鷹松宏一さん)次々と来店。
そんな時水島がコーヒーの粉を落としてしまい困っていたところに以前会社の同僚でもあった後輩の木之下芽衣(水崎綾さん)が入ってくるなり店を任せコーヒーの粉を買いに行く水島だが財布を忘れる戻ってくる。
友達でもあり今回のカフェ立ち上げに協力していた日下潤一郎(新田健太さん)から連絡がありコーヒーの粉の場所を教えてもらうが…そこへ元妻でもあり潤一郎の姉でもある日下葵(嘉陽愛子さん)がお店を尋ねてくる。
水島がこのカフェを立ち上げた理由は元妻と一緒にカフェを経営したかった事もあったが葵は既に自分でカフェの経営をしている事を告げられ愕然とする水島。さらに潤一郎は水島のお金を使い込んでいた事に気づく。
お金がなく厳しい状況の中ここのオーナーでもある桐谷茂(塚本拓弥さん)から1ヶ月の猶予をもらえることに但し条件として鳴神陽飛斗(橘龍丸さん)を雇う事になるのだが…
雨の季節をイメージさせる演出や笑いあり感動ありな展開もあって優しい気持ちになれるそんな作品。
雨男(緑川さん)と雨女(長谷部さん)との恋の行方や水島(図師さん)と芽衣(水崎さん)との関係性も見逃せないところ。
時にアクションシーン?などもあったりして思わぬ展開もあったり。
テンションの高い出演者のパフォーマンスもまた面白い。
私の席の隣の場所で出演者の方が電話のやりとりをするシーンがあってまさかこんな間近で観られたのが良かったです。
図師光博さん演じる水島泰(みずしまあきら)はカフェ水島の店長でもありバツイチ。
元妻でもある日下葵(嘉陽愛子さん)とカフェを一緒に経営しようと始めたが葵もまた個人でカフェを始めていた事にショックを受ける。
人の良さが裏目に出て騙されてしまったりトラブルに巻き込まれる事もあり。
そんな優しさのある役でもあります。
図師さんの役は笑わせてくれる事が多かったりしますけど今回の役は笑いもありましたが人の良さが全面溢れていたそんな役柄でそこが見どころ。
図師さん演じる水島の事が好きな役柄の水崎綾さん。
先日のロスト花婿では小悪魔役を演じていましたけど。
今回もそれに近いような雰囲気もあって。
眼鏡をかけていたり衣装もメイド服のようなものも着ていたりするのでそのあたりも見どころになっています。
水島の事を好きと言っておきながら実は実家の親に結婚するようお見合いのような話が持ち上がっていてそれを断る為の口実として好きと言っていたところもありますが…最後はいい関係?になりますからね。
リャンさん役中野裕理さんのチャイナ服姿の中国人キャラクターが強烈で。
登場シーンから圧倒されました。
カフェ水島を盛り立てる立役者の一人として存在感ある役柄。←キーワードは麻婆豆腐?
ジャンさん役の斎藤このむさんとの掛け合いは凄いの一言です。
それぞれの役にもそれぞれのドラマがあってそのあたりを見ていくとより作品に深みが増すようなそんな作品でした。
出演者の方々ありがとうございました。
6月26日(火)まで上演していますので気になる方は是非。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)