6月16日(土)12時の回を観てきました。
場所は赤坂見附にあります赤坂RED/THEATER。
作品はエヌオーフォー NO.4『バクステ』。
今回で2回目の観劇になります。
11時過ぎに劇場に到着。
階段を降りて下にある受付で4800円を支払いチケットを受け取る。
11時30分開場。
チケットの半券を切ってもらい劇場内へ。
今回の席はL列の9番。
後ろから2列目の中央寄りの席でした。
舞台上には中央あたりにホワイトボードがあり長机やパイプ椅子機材関係やらが所狭しと置いてあるセット。
開演30分前から出演者が次々と登場するので最初から観ていた方がいいかと思います。
12時過ぎ舞台の幕が上がる。
初日公演の感想はこちらから
上演時間は約1時間30分でした。
ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
舞台セットを作っている裏側のスタッフルームその場所にヘアメイクチーフの味方(ふじわらみほさん)照明チーフの東(瀬尾タクヤさん)振付助手のアキ(前島亜美さん)達が話をしている。味方に腰を揉んでもらっている東。その部屋に音響助手の岩清水(望月瑠菜さん)が入ってくる。
彼女はくるみんという愛称で自分を呼んでいる。
彼女が部屋を出たあとメイク助手の笹本(難波なうさん)も入ってきてくるみんの噂話に。
音響チーフ亀田(上杉輝さん)も彼女の行動に戸惑いもあり。
そんな中、制作助手の嶋(小西成弥さん)が舞台DVD映像特典撮影の為やってきた山野本(白又敦さん)を紹介する。
忙しく行き交う照明助手の桜木(福永マリカさん)の姿もあった…
初日を観ていましたけど全く違った印象を受けた事に驚きました。
観る場所が今回後ろの中央あたりで初日は左端という事もあって舞台の見え方が全く違っていて。
舞台セットが初日では見切れていたところもしっかり見えたり出演者のそれぞれの動きや正面から見る感じも全然違って見えたので新たな気持ちで作品の中に入り込めました。
作品に濃厚な感じが増えたイメージ。
初日ではあった出演者が入って来ないシーンが無くなっていて直ぐに始まる演出に変わっていたところの違いもあったりして。
最後出演者が一丸となって危機を乗り切ろうとするあのシーンは感動を覚えます。
笑いどころと感動されるシーンのバランスが凄くいいんですよね。
だから時間を気にせず作品に入り込む事が出来る。
開演30分前のそれぞれのシーンも役の色が出ていて更に見応えありな感じ。
特に音響の亀田が制作助手の嶋(小西成弥さん)から舞台のアナウンスボイスを録音するやり取りでの照明チーフの東(瀬尾タクヤさん)との掛け合いが弾けまくっていて面白かったですね。
あのせんべいを食べて録音を邪魔?しているところは初日に観た時よりもノリが凄かったです。
今回観て面白いと思ったのが照明チーフ役の瀬尾タクヤさんと舞台監督小倉役の小林健一さん。
瀬尾さんの開演30分前の行動から笑わせてもらっていましたけど本編での絶妙なタイミングで入れてくる笑いどころは最高でしたね。
ちょっとした仕草とか行動も面白い。
それだけではなくしっかりと演じられている部分では熱いところもあってそのあたりも見応えありました。←腰を痛めていても頑張る姿など
小林健一さんが役者利根川渡(柏進さん)に駄目出しをするシーンは絶妙なタイミングと軽快なやり取りが面白くてヒートアップしていくところも見どころ。
ゴミという言葉が愛おしく思えたそんな利根川とのやり取りも良かった。
福永マリカさん演じる桜木もとこの見どころとしては望月瑠菜さん演じる岩清水(くるみん)が仕事もせずに弁当を食べている事に対して怒るシーン。
舞台美術赤澤(根本正勝さん)のギャラを貰わず舞台が勉強の場であるような事にプロとしての意識がない事に対して言い放つシーン。
照明チーフ役の瀬尾さんとの夫婦漫才?のようなやり取りのシーンはそれぞれに桜木という役の良さが垣間見れる部分。
仕事にひたむきな姿がみれるそんな部分が見どころです。
開演30分前の台車で照明機材を運んでいる姿も今回しっかりと観れました。←初日は見切れていたところもあってよく見えなかったので
メイク助手笹本役の難波なうさんのちょこちょこ見せてくる味のある演技がいいですよね。
まわりに個性的な役者さん達がいる中で上手いところで立ち回るその姿も見どころ。
陰ながらの存在の制作助手役の小西成弥さんも要所要所で作品を後押ししているようなそんなイメージで出演者それぞれをうまくまとめ上げている陰の立役者的な部分も。
出演者の方々ありがとうございました。
6月17日(日)まで上演していますので気になる方は是非。←チケットは完売当日券もキャンセル待ちのみ
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)