5月30日(水)19時の回を観てきました。






場所は新馬場にあります六行会ホール。








作品は劇団6番シード第65回公演『TRUSH!』。






本日はサボテンチームの初日公演。






劇団6番シード25周年記念の第1弾作品でもあるんですよね。





図師光博さんが出演されていたので観てきました。





18時過ぎ劇場に到着。





螺旋階段を降りて下へ。





入口の受付で5500円を支払いチケットを受け取る。






ロビーでは物販コーナーがありパンフレットを購入。





18時30分になり開場。





今回はF列の10番。





前から5列目の中央の席でした。





舞台上には西部劇を思わせる鉱石場のような場所にトロッコの線路が中央に上の方には吊り橋がかかっているセットが組まれている。





19時過ぎ舞台の幕が上がる。






上演時間は約2時間15分でした。





ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。






吊り橋がかかった渓谷の街『アルタマルタ』






この街にはトロッコが街の真ん中を走りゴミが日々運ばれていく。





街に住む人たちはほぼ女性だけ。





そんな中三人の未亡人は陽気に暮らしていた。




三度の飯よりお酒が好きなアール(宇田川美樹さん)三度の飯より祭り好きなフェス(椎名亜音さん)三度の飯より男好きのポイ(エリザベス・マリーさん)




ある日未亡人たちはゴミの山から世間知らずの令嬢クリケット(宮島小百合さん)と駆け落ちをしてきた瀕死の状態の男マシュー(藤堂瞬さん)を発見するのだが…





歌あり、踊りあり、タップダンスあり、生演奏ありで西部劇に登場する陽気な人たちとそこで必死に暮らす人たちの熱さも感じられた作品。





まるでミュージカルを観ているような感覚もあって。





女性出演者によるダンスは華もあって圧倒的な存在感もあって見応えもあります。






女性の強さをこの作品では魅せているような気はしました。←女性それぞれの生き様も





その中に混じっての男性出演者も女性出演者を後押しするようなそんな存在で。





生演奏も良かったですね。






西部劇ならではのあの独特な雰囲気も好きです。





見どころも色々あってそれぞれのキャラクターにも個性が溢れていてその部分でも面白い作品。





特に女性が中心に展開されていくので女性のお客さんが観ると自分とダブらせてみたり勇気をもらったり出来るんじゃないかなと男性目線からみていても思ったところはありますね。←たくましく生きる女性の姿





お祭りのような作品で心踊らせながら楽しませていただきました。





図師光博さん演じる孤高のガンマンロックは南の渓谷で暮らしていて人とあまり関わらない性格で。




最初伝説のガンマンと勘違いされマシューに射撃のコツを伝授するんですけど、そのシーンが図師さんの見せ場でもあってカッコ良さ全開なんですけど…←ジャグリングやら銃さばきなど




そのあと引きこもりな性格でキューブ兄弟から馬鹿にされている事が発覚すると内気な性格へ変わっていくところが強さと弱さを同時にみられたというシーンも大きくて。




そんな2面性もみられるところも見どころの1つです。




藤堂さんとの『俺の後ろに立つな!』というやり取りは面白かったです。





キューブ兄弟(樋口靖洋さん、小島ことりさん、和久井大城さん)のあのチグハグな感じが笑いを誘っていました。





悪党というよりも小悪党なイメージ。←信号のような色合い?も印象的




小沢和之さんのツムギ長老の神々しいあの演出は祭りに相応しい見どころの1つです。←凄いと言わざるおえない




ツムギ長老に寄り添う中野裕理さん演じるパピ様も出演するシーンは少ないですが小沢さんとの2人のシーンは存在感ありありです。





保安官役の土屋兼久さんの頼りなさげな感じなんですけど…実は伝説のガンマン?だったというところでそのあたりのギャップもいいキャラでした。




ヴァズカビル役の荻野崇さんの最初紳士的に振る舞うところから実は街を乗っ取ろうとキューブ兄弟を使って企んでいる悪い一面がまたいいですね。




フェス役の椎名さんの演奏者たちとの面白いやり取りから子供たちを想う気持ちのシーンもコミカルさも感じさせられたし、母性部分も表現されていました。





終演後は初日舞台挨拶。




出演者でもある宇田川美樹さん、椎名亜音さん、藤堂瞬さん、土屋兼久さん、荻野崇さん、宮島小百合さん、エリザベス・マリーさん、図師光博さん、後藤紗亜弥さんが一言ずつ挨拶をされていました。←そのあとダブルカーテンコールも





終演後は出演者によりハイタッチお見送り会がスタート。





舞台側からみて右側の扉を出たところに縦1列に並んでいる出演者にハイタッチをしていくというもの。




私もイベントや数人の出演者とのハイタッチはした事はありましたけど出演者全員とのハイタッチ経験は今回が初だったので楽しかったですね。




知っている役者さんとのやり取りはあっても初めての方々も多かったりするので挨拶出来る事もそうそうない事でしたからこの会に参加出来て良かったと思っています。





出演者の方々ありがとうございました。







6月3日(日)まで上演していますので気になる方は是非。





最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)