4月29日(日)12時の回を観てきました。





場所は桜木町にあります神奈川県立青少年センター多目的プラザ。






作品はwaqu:iraz04『わたくしごと2本立て』。



この場所で観るのも初めて以前この作品は上演があったようですけど今回初めて観ることに。




関森絵美さんが出演されていたので観てきました。



11時過ぎに到着。



1階のロビーで少し時間を待ってから11時30分過ぎに2階の多目的ホールへ。




入口近くに受付があり4000円を支払いチケットを受け取り劇場内へ。





入ると手前側と右脇に席が設けられていて中央が舞台に。←L字型の逆向きに椅子が並べられている




席は自由席だったので私は手前側の最前列のところやや中央寄りに座る。



舞台上には白い低い椅子が3脚少し離れたところに2脚置いてある。



スタッフの方の注意事項がアナウンスされたあと。



12時なり舞台の幕が上がる。



上演時間は約1時間50分でした。





「はくちょうたちの、」上演約40分。



間に10分の休憩後。



「corsets」上演約1時間。



ここからネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。



「はくちょうたちの、」は女子高に通う5人の高校2年生の女子の日常的な高校生活の中で友達5人とのやり取りが展開される物語。




「corsets」はアラサー女性6人のリアルな思いとそれぞれの結婚の考え方について展開される物語。



2つの作品は作風も雰囲気も全く異なるものなんですけど女性目線でのシーン1つ1つが女性の方が観られるとわかるというような話もあったりして。



男性が観ても高校時代友達とああでもないこうでもないやりながら自分にはないところに憧れを抱いたり。



それぞれにダンスシーンがほぼ休みなく展開されていくのが凄かったですね。



それぞれにダンスのイメージも全く異なっていて。



「はくちょうたちの、」は新鮮さときらめく雰囲気のあるダンスで「corsets」は力強さと大人の雰囲気があるダンスで。



1人がメインで話している時も他の人達は踊り続けているという視覚にもインパクトを残して飽きさせない展開と演出が良かったですね。




普通に展開する芝居とは違って芝居とダンスが融合した作品はパワーも感じられたりします。




この作品誰が主人公というわけではなく出演者1人1人にスポットが当てられるシーンがあってその時は客席側に向かって語りかけてくるようなセリフを放ってくるんですよね。




こちらも思わず魅入ってしまうほど。




関森絵美さん演じるユキは夢見る夢子ちゃんのような性格で漫画のヒロインに陶酔していて白馬の王子が迎えにきてくるれると思っているそんな役柄。



そんなある日想いを寄せている彼が突然結婚する話を聞いて愕然とする。←ユキからは全く好きだという告白はしていないでただ自分の中で妄想が膨らむ



友達の紹介で合コンに行くもうまくいかず服装はイオンで売っているものを身につけていてそれがまずいと友達から言われルミネで服を買おうとしたり。



気を焦って結婚が人生のゴールだと思っていて最後結婚はするんですけど…




絵美さんのキャラがまた強烈な感じでそのあたりもこの作品では笑いを担当しているところもあって見応えがありました。




男性のタイプ別講座?でのロールキャベツ男子やクリームシチュー男子などの話もなるほど…って思いながら聞いてました。←昔でいう醤油顔とかソース顔とか



最後6人で色々言い合うシーンも感情が剥き出しになっていて見応えもありましたね。



「はくちょうたちの、」ではしほみん役の中野志保実さんが高校の校舎内を説明するシーンがあるんですけど。



その説明の中で2階に高校2年生の教室があるんだなと聞いていて。



自分の中で高校時代の学校の様子を思い出すところもありましたね。



それぞれのキャラが被る事なく魅力的な役もこの作品の持ち味なのかと。←何でもかんでもお金で見てしまう役もいたり



高校生ではありがちな今時の芸能人の話題で二宮和也さんや新田真剣佑さんの話を出していたりするところにはなるほどって思ったりしてました。←ブラックぺアンの話はニヤリでしたね




出演者の方々ありがとうございました。




4月30日(月・振替休日)まで上演していますので気になる方は是非。




最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)