12月16日(土)14時の回を観てきました。
場所は新大久保にあります新大久保ホボホボ。
作品は86project第2回本公演『ブルームーン・クリスマス』Blue ver.。
原将明さんやチングポカさんコングラッチェのメンバーも出演されていたので観てきました。
86の作品はいくつか観させていただいていてどれも良かったという印象でもあったので。
13時過ぎに到着。
13時30分になり開場。
受付で3000円を支払い当パン類を受け取り中へ。
舞台の奥側にはちょっとあまりみたことのない白い壁に黒い模様のセットが組まれている。
私はちょっとそのセット前あたりの席に座る。
13時55分くらいになり前説として出演者でもある南陽介さんと長嶺一生さんが舞台上へ。
客席を盛り上げる為前説意外にも色々とやってくれました。
14時過ぎになり舞台の幕が上がる。
上演時間は約1時間40分でした。←実際は1時間50分くらいでした
ここからはネタばれが含まれますので内容を知りたくない方は読まないで下さい。
セレーヌ市という街にハイタウンとスラム存在する世界…富裕層のハイタウンと貧困層のスラム。
そんな街にも12年ぶりにブルームーンが訪れる。
スラムでリーダー的な存在のサンタ(梶原拓人さん)その相棒的な存在のチョーカー(阿佐建史郎さん)そしてルチア(宗宮利衣徒さん)。
そんなスラムで靴屋を営む聖也(大野淳基さん)の前に靴を直して欲しいとやってくる女性モナ(清田絵利架さん)。
彼女はハイタウンの住人なのだが…
現代でも当てはまる格差社会が色濃く出ている作品でそこで生きる人たちの葛藤や感情のぶつかり合いが垣間見れる作品。
出演者の役柄もそれぞれ特徴があって色合いもある。
チングポカさん演じるイズミはハイタウンの市長でもあり一見人当たりの良さそう雰囲気があるんですけど…実は悪役でもあるというところで。
原将明さん演じる聖司を陰で操るところもあって。
12年前のハイタウンで起きた無差別殺人を支持した首謀者でもある。
ラストの感情剥き出しのシーンは迫力もあってまさにアウトレイジでした。
原将明さん演じる聖司は今回の主人公でもある聖也の父親でもあり靴職人。
聖也との父と子の会話が妙に面白くて。
ハラマサさんのいい要素が出ていたそんな役柄。
コングラッチェのメンバーでもある阿佐建史郎さんと清田絵利架さんのそれぞれの役柄も良くて。
阿佐さん演じるチョーカーはスラムで一緒に共にしているサンタの相棒的な存在で清田さん演じるモナとは知り合い。
モナの父親と因縁深い出来事があったようでそのあたりを気にしている。
阿佐さんはどちらかと言えば3枚目役が多かっただけにこの役どころには驚かされてカッコいい阿佐さんがまた見えたそんな役柄だった。
清田さんも阿佐さんと感情をぶつけ合うシーンも魅入ってしまうほど。
脚本演出を担当している梶原さんは脚本家としても役者としても魅力的な方で南陽介さんとのコンビもまた対照的でいい感じ。
宇塚彩子さんの役柄も前回のシーサイドオレンジでも出演されていましたが今回もいい役柄でした。
終演後はアフタートークがあり梶原拓人さん、南陽介さん、原将明さんによるトークが展開。
途中で大野淳基さんも加わっての話も面白かったです。
出演の方々ありがとうございました。
moon ver.もまた違ったエンディングという事観れなかったのが残念でもあります。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)