11月8日(水)19時の回を観てきました。
場所は中野にあります中野ザ・ポケット。
作品はsmape produce vol.1『裸の王様の耳はロバの耳?』。
18時30分過ぎ劇場に到着。
半券を入口で切ってもらい中へ。
正面ではブロマイドやパンフレットの物販コーナーが。
劇場内へ入って席を探す。
席はE列6番目でした。
前から5列目の通路側より2番目あたりの席。
舞台上には王様が座る玉座とその左側には扉中央にはレッドカーペットが敷いてある。
19時になり舞台の幕が上がる。
上演時間は約2時間15分でした。
ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
昔々あるところに欲深くて我が儘な王様(タイソン大屋さん)がいた。王様は秘密が多く何をするのかわからない行動をとっていた。そんな態度に大臣(田中精さん)は困っていたそんなある日、商人(菊池創さん)でもある弟に相談をすることに。
弟は困っている人々の知恵を借りようと提案する。
お城に集められた旅芸人の2人(鷲野直人さん、織田俊輝さん)理髪師(笹岡幸司さん)農民の兄妹(米山雄太さん、内山智絵さん)そして羊飼い(門野翔さん)。
そして薬師(猪狩敦子さん)の存在…王様の秘密とは?果たして彼らの願いは叶うのか…
話の内容は童話『裸の王様』や『王様の耳はロバの耳』といった子供の頃聞いたことのある5作品を1つに合わせたような話になっていて懐かしさもありつつ嘘や身勝手な行動は周りに迷惑をかけると思わせるような戒めるところもあったりして。
登場人物がそれぞれ個性もあって童話の世界から飛び出してきたそんな人たちの面白い一面も見れたり。
ラストの客席を巻き込んだ演出も楽しかったですね。
民本しょうこさん演じる王女はこの国の王女でもあり天然な性格で世間知らずな一面もある役柄。
王女役がはまり役で衣装のドレス姿も似合っていましたしキャラクターの何ともいえないあのぽわ〜んとした雰囲気も良かったですね。
他の人たちが喋っている時にも色々と表情を変えていてそれがまた魅力的な一面でした。
特に大の字になって寝そべってほっぺを膨らませるシーンはツボでした。
タイソン大屋さん演じる王様はこの物語の主人公でもあり色々な秘密を抱えている人物。
数年前に新代田の鯛カフェで関森絵美さんの即興劇を観に行った時に主宰をされていた方でもあってその時にも面白い方だと思っていましたけど。
今回の王様役も魅力的でラスト近くの客席の通路を使って裸で歩いてきて客席の方々を弄る演出は面白かったです。
今回日替わりゲストの存在もあったりして出演者によっては面白い展開にさせてくれるのではないかと思っています。
侍女役の滑川恭子さんと魔女役の猪狩敦子さんもいいキャラクターで良かった。
他の出演者の方々もそれぞれの持ち味が役に溢れていました。
カーテンコールの時にタイソン大屋さんが役者が舞台袖に戻ったら舞台セットを撮って作品をアピールして下さいと言っていたので撮ってきました。
出演者の方々ありがとうございました。
11月12日(日)まで上演されていますので気になる方は是非。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)