9月4日(月)19時30分の回を観てきました。
場所は高田馬場にあります四谷天窓。
作品は劇団東京ハイビーム『私を殺して…』。
宮原将護さんが出演されていたので。
四谷天窓で観るのは初めて。
18時30分近くに到着。
スタッフの方の案内で階段を使って3階へ。
入口に入ると受付があり3900円を支払いドリンクチケットを受け取る。
席は自由席だったので2列目の中央通路側の席に座る。
ドリンクカウンターで作品のオリジナル商品『紅の百合』を注文。
カルピスベースとソーダ入りの甘いノンアルコール商品。
少しすると前説の為に出演者の飯塚麻結さんが舞台に上がって東京ハイビームでのお約束?のパフォーマンスを客席の方たちを交えて会場を和やかにしていました。
19時30分舞台の幕が上がる。
上演時間は約1時間40分でした。
ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
ここは都会の片隅に存在する地下倉庫。
自殺コーディネイターの安楽(宮原将護さん)の前に自殺志願者のマドンナ(江田恵さん)がやって来て『美しく死にたい』と言ってくる。
安楽は様々な死を提供するもなかなか納得しない。
そんな中怪しい訪問者(深見亮介さん)も現れ話は意外な方向へ進むのだが…
客席の通路を使っての演出や舞台上も客席参加型の展開になっていてとても面白かったですね。
宮原将護さんと江田恵さんの絶妙なセリフのキャッチボールも良かった。
将護さんと江田さんは以前ソラカメ『熱狂パンク』の共演を観ていたりしていたので。
劇中では客席に座っている一人一人のお客さんが商品という位置付けになっていて将護さんや江田さんが客席の方に絡んでくるシーンもあったりするんですけど。
私も将護さんから『優しいおじさん』という呼び名をもらって参加させてもらいました。
こちらもそれに乗ってちょっと遊んでみましたけど(^^)←ちょっと声色を変えて
安楽の昔の恋人役を客席から選ぶシーンもあったりして私の観た回では断られるやり取りもあったりして笑わせてもらいました。
舞台に参加された方もなかなか味わえない共演?だったりしますから恥ずかしさもありつつ楽しめるのではないかなと。
そんな前半の面白い要素があっての後半の熱量のあるセリフの掛け合いは凄かったですね。
将護さんも汗だくになりながら演じられていてききせまるものを感じました。
将護さんの黒い衣装に黒い紅メイクがビジュアル系バンドのような雰囲気が出ていたり家庭教師役で高校生役の飯塚麻結さんとのどぎまぎするやり取りとりも楽しめました。←熱狂パンクでも教師役で生徒からモテる感じでしたが
江田恵さんのパンダメイクが印象深くてそれに負けないくらい魅力的なマドンナを演じられていました。←芸の引き出しが多いのも凄い
劇中のピアノ生演奏というのも作品をまた盛り立てていていいですよね。
前半の面白さとは変わって後半の熱のある演技の中で自殺は楽になるという事ではなく苦しいことみたいな事がメッセージとして伝わってきたような気がします。
出演者の方々ありがとうございました。
作品自体は10月9日(月・祝)まで将護さんの出演回は9月30日(土)までとなりますので気になる方は是非。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)