8月16日(水)19時の回を観てきました。






場所は高円寺にあります明石スタジオ。


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作品はフロアトポロジー第8回公演『SUGAR WORKS』。

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初日観劇してきました。



18時近くに劇場に到着。



18時過ぎに受付開始。



前もってチケットが送られてきたものを見せて印を押してもらう。

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隣では物販コーナーもあってパンフレットを購入。←価格は2000円

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映像特典DVDや出演者の集合写真などもついていてお得感あります。



18時30分になり開場。



スタッフの方々も以前パラオルトメタシティで出演していた人たちだったので懐かしさもありました。



階段を上がって2階へ。




席はB列の6番。




前から2列目の通路側の中央あたりの席に座る。




舞台上には中央に磨りガラスのような感じのセットと壁にハシゴ、手前側には正方形の椅子が客席側からみて右側に3脚と中央側に1脚置いてある。



ほぼ前の席だったので出演者の方々の表情がしっかりみれました。



舞台上も段差がない感じで舞台全体が見えにくいという事はなかったです。



19時過ぎ舞台の幕が上がる。




上演時間は約1時間35分でした。




ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。




とある分譲マンションで起こった出来事女子高生だった灰塚愛梨(川添りなさん)のバラバラになった死体が焼かれマンションの敷地内の公園で発見され母親だった灰塚多恵(小田島渚さん)は精神的に追い詰められ首を吊って自ら命を絶ち父親でもあった灰塚尚人(武本健嗣さん)は希望を失っていた。



数年後尚人の前に多恵の妹でもある真木佐和子(小田島渚さん)が訪ねてくる。



姉と妹は瓜二つ。



姉が最後に残した言葉『408号室のせいだ…』




マンションで起こった出来事とは…




今回もフロトポ的な世界観があるサスペンス要素が盛り込まれた展開になっていました。




女性出演者が美人揃いというところも観ていて華があると感じたところでもあります。




ところどころあやふやなここの意味がわからないみたいな場所もあったりしましたけど。




舞台だけでなく客席から出演者が出入りする演出もいいですね。




女性出演者の方々もそれぞれが違った個性があって見応えもあって。




男性出演者の怪しげな雰囲気などがじわりとこちらに伝わってきて。




以前から観ている人たちもいれば今回初めて観る方々もいたりしてそのあたりの演技が観れたのも面白かったところ。



女性出演者では小田島渚さん、川添りなさん、石川瑠華さん、富岡英里子さんが初めてみた方々だったんですけど。




それぞれに色があって個性が光ってました。




今回この作品では出演者それぞれの2面性が大きく強調されていたのかと思います。←光と闇みたいな




小田島さんは今回瓜二つの姉と妹役を演じていたんですけど。



姉を演じる時と妹を演じる時の表情が違っていて姉は闇をもっている雰囲気で妹は明るい雰囲気が表に出ていたように感じました。妹の夫でもある隆春(角畑良幸さん)からDVを受けていたりしてそのあたりは闇を抱えていたりするんですけど。




川添りなさん演じる愛梨は女子高生で見た目は天真爛漫みたいな雰囲気をもっている役、笑顔が凄く印象的で好感が持てます。



石川瑠華さん演じる神崎可奈をかばって学校でいじめを受けることになるんですけど…笑顔とその裏で闇の表情を見せるシーンがあってその部分のギャップが強く出ている役柄なのかと。←学校に階級制度が存在し1番下の存在(奴隷という名前がついている)



管理人の猿渡(長谷川景さん)とは仲がよく猿渡が育ていたサボテン(麻薬の成分がある)を気にいる。



このサボテンが今回の話の重要な部分だったりも…



ラストの屋上?での笑顔を見せながら終わっていくシーンは不思議な感じでしたね。



石川瑠華さん演じる可奈は愛梨とは同級生でバラバラになった愛梨の死体を見つけた第一発見者でもある。



寝たきりの母親を見ていて娘の事を忘れヘルパーの人だと思われている事に苛立ちを見せる部分も。


最初のシーンは俯き加減で表情が見えにくかったりしたんですけど…そのあと繊細な表情が見えたり演技もうまかったと思います。



姉役理沙を演じていた駄場詩織さんも前作の本公演でも観ていましたけど今回の役柄も良かった。




佛淵和哉さん演じた荊光利と池田萌子さん演じた荊瑠衣は夫婦役で光利が家庭を仕切っていて瑠衣の行動に対していちいち文句を言ってくるそれを素直に聞く瑠衣の表情などが切なくもあり、自分のもどかしさに苦しんでいるそんな部分も見えたり。



佛淵さんと池田さんは以前ナイスストーカーの共演も観ていたりしたので今回の2人のやり取りも注目していました。←佛淵さん役は悪い感じですけど…舞台をおりれば良い方なので



洋菓子店ファンシフルのオーナー園原誠治役の金森だいすけさんと店員でもある笹沼奈里子役の須田マドカさん。



金森さんはコングラッチェに出演の時から観ていて今回の役は爽やかなパティシエのイメージはあったりするんですけど…陰の部分ではある出来事に加担?しているんですが。



優しげな表情を見せる中ふと見せる闇の表情に怖さを感じたりするシーンもあってあまり見られない表情が見えたのも良かったです。



須田マドカさんも前作のWキャストでは観れなかったので久しぶりに観たんですけど明るい部分の表情と実は自分が何か悪い事に加担?しているんじゃないかという怯える部分の表情がうまく出ていたところもいいですよね。



小崎愛美理さん演じる出雲紫織さん前作でも登場?したこの作品のストーリーテラー的存在な役回り。



この作品のキーワードになるような事を言ったり謎の多い人物でもある。




あの金髪で独特な雰囲気がインパクトに残ります。←甘いものが嫌いというのは本人とおなじなのかと?



砂糖を焦がしたような甘い匂いというのは麻薬の匂いをイメージさせているような。




磨りガラスにうつる人の影も印象的であれは人の欲望が歪んでみえるような演出に見えました。




408号室での出来事はおそらく管理人がサボテンを使ってパティシエと共謀しケーキの中にサボテン(麻薬)を混ぜそれを食べたマンション住人が幻覚作用をおこし暗室での秘密クラブのような体験をした事が…今回の大きな理由なのかと。←管理人はその様子を盗撮



408号室は防音室になっていて管理人がギターをする為に作ったという話にはなっているが。




奈里子がケーキを持ってマンション住人に届けるのが集まりの合図みたいな。←『SUGAR WORKS』という名前の会




一部の出演者によるダンスや出演者が一列に並んで佐和子をみるシーンなど印象に残るシーンもあったこの作品。




帰りに知り合いの方々と感想などを話しながら劇場を後にしました。




出演者の方々ありがとうございました。




作品は8月20日(日)まで上演されていますので気になる方は是非。




最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)

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