8月14日(月)18時の回を観てきました。
場所は西新宿にあります新宿村LIVE。
ボクラ団義のメンバーでもある平山空さんと大友歩さんが出演されていたので。←久保田唱さんの作品だったというところもあって
17時過ぎに劇場に到着。
階段を降りて下の階へ。
下の受付で5000円を支払いチケットを受け取る。
客席側からみて6列目の1番左端の席でした。
舞台上には黒い幕が降りている。
舞台パンフレットも購入。←価格は2000円
上演時間は約1時間30分でした。
18時過ぎ舞台の幕が上がる。
ここからはネタばれが含まれてますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
私立営凛女子高等学校に通う柏木千奈美(小林亜実さん)は演劇部の部長、文化祭当日演劇部が練習してきた舞台『ハイスクール・ミレニアム』の上演を控えていたその時…
主演の『真琴』役でもあった二年生の部員佐倉愛理(渡部菜友さん)が突如退場する。
舞台袖では轟音と共に時空の乱れが発生し次の瞬間一人の女優が立っていた。
彼女は神楽坂京香(八坂沙織さん)西暦2030年の世界では売れっ子の女優であったがこの2017年に時空を飛び越えてやってきてしまった。
一方佐倉もまた時空を飛び越えて2030年の世界へ。
更に時空の乱れは発生し次々とタイムスリップ者が2017年の世界に現るのだが…
アリスインプロジェクトの作品を観るのも初めてだったり大人数の女性だけの作品を観るというのも今回が初めてだったのでそのあたりは新鮮な気持ちで観ていたところも。
作品は女子高校演劇部での舞台袖を描いたタイムスリップもので久保田唱さんの作品をいくつか観せていただいていますけど普段の作品は2時間越えをされているのに今回の作品を90分でおさえているのも驚きであったり。
以前上演された『バックトゥ・ザ・舞台袖』(バク袖)の話の展開も盛り込まれた作品でもあります。
話の軸になっているのが『ハイスクールミレニアム』という作品でこちらは実際アリスインプロジェクトで上演された『ハイスクールミレニアム』をもとにした作品でバク袖でいうところの『THRee'S[スリーズ]』と似たような感じ。
序盤に出演者全員によるダンスシーンなどもあって華やかだったりタイムスリップして次々と現れる人たちとのやり取りと徐々にわかっていくそれぞれの繋がりのようなものが面白い。
出演者それぞれの技量と経験の差が見えたりするところがちょっと気になる部分でもあるんですけど…そこは舞台経験を経て成長していくような作品でもあるような気もするので。
今回色々な時間軸があって一度観ただけではそのあたりを理解するのはなかなか難しかったかなと。多少詳しく説明もあった方が良かったかなと思いました。
平山空さん演じる香山美月は演劇部の顧問をしている先生で優しく生徒を見守る役でもある。
この作品の中でも生徒の話をしっかりと聞いてそれに対して答える姿勢は真っ直ぐさが感じられる。
バク袖では舞台監督役でもあった平山さんですけど今回の監督役でもある小菅伶衣役のゆうのさんとのセリフのやり取りが以前の自分をみているかのような雰囲気もあって的確に指示をしているところが監督の先輩後輩関係みたいな感じに見えてそのあたりも面白いと思いました。←私的な想像ですが
大友歩さん演じるは小日向恵那は女子高生役で今回の舞台に参加する。笑いの部分でその鋭い突っ込みの良さが光る少しムードメーカー的な存在の役でもあります。
平山さんとのセリフの掛け合いもいいですよね。
大人役の人たちのセリフのやり取りは安定感があって聞いていても安心出来る感じで八坂沙織さん、舞川みやこさん、芦原優愛さんはそれぞれに個性を持った役柄で印象的でした。
高校生組の役柄も気になる方々が…ゆうのさん、樫村みなみさん、菅沼もにかさん。
それぞれにしっかりと役柄が固まっていて堂々としている雰囲気も感じられる。
3人の役柄に共通するのはバク袖で登場する舞台監督の土子(平山空さん)SF好きな鴨井(斎藤未来さん)演劇誌記者御子柴(石部雄一さん)が役柄的にも似ているという点。
他の人たちもバク袖に出演する役に似てる方々もいてバク袖を観た人であれば更に楽しめるような展開になっています。
私も観ていてあれっ?この人って確か…みたいなシーンがあったりしてそれだけでワクワクしました。
以前図師光博さんが演じた舞台の間を持たせる為1人で舞台上に立って言う笑いのセリフが…こちらでもあったので。
終演後ダブルカーテンでは平山空さんが代表でコメントされていました。
そしてイベントの方にも参加させていただきました。
ありがとうございます!
出演者の方々ありがとうございました。
作品は8月16日(水)まで上演されていますので気になる方は是非。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)