7月26日(水)19時30分の回を観てきました。




場所は中野にあります中野テアトルBONBON。

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作品は鵺的第十一回公演『奇想の前提』。


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今回3回目の観劇になります。




19時過ぎに劇場に到着。






チケットの半券を切ってもらい階段を上がって2階へ。

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今回の席はA列3番。




最前列の客席側からみて左側の席でした。




舞台上には客席側からみて左側に本棚のようなセット右側にはガラス窓をいくつか貼り合わせたような感じのもの中央には石壁に草が巻きついていてその真ん中は長方形の穴が開いているようなセットが組まれている。




上演時間は約1時間55分でした。



初日の感想はこちらから


2回目の感想はこちらから


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こここらはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。



三重県旧志摩郡の南端に小島が浮かんでいる地元の人間は沖の島と呼んでいるが…かつてパノラマ島と言われた場所でもあった。



そのパノラマ島に携わった菰田家の末裔が今でも住んでいる。




そこで起こる菰田家の出来事とは…




今回は最前列で観れたので出演者の表情がしっかり観れました。



演出の方も15年前のパノラマ島の最初のシーンで菰田日美子(青山祥子さん)建日人(金子鈴幸さん)燦子(福永マリカさん)が信藤力(中山朋文さん)と洞窟で出会うシーン初日では舞台上でだったんですけど客席側の扉から信藤が登場して3人と話す感じに変わってましたね。




所々演出の方も変わっているようなので複数回観劇しても新たな発見などがあってより楽しめます。



2回目の15年前のパノラマ島でのシーンでの信藤の話を聞く3人の表情がころころ変わっていたりマリカさんの表情もいい表情だったんですよね。



初日で話をした久貝泰義(佐藤誓さん)と燦子が久しぶりに会ったシーンも目の前で観てただただ凄いと思いながら観てました。



こんな表情もするんだなと。



ラストシーン近くでの気球に乗る日美子と建日人、日美子が血を浴びて腕を上げる時に血糊が垂れるんですけど結構リアルでした。




気球を操作する為のマニュアルがあるんですけどその表紙に20と書かれているのが細かいです。←二十面相から渡されたわけですから




ラストシーンでは少し照明の光を落とした感じ?だったので誰が何をしているのかがよく分かりました。



金子鈴幸さん演じる菰田建日人は伽倻子(木下祐子さん)の息子であり日美子とは兄妹の関係燦子とはいとこにあたる。



霊媒師の祖母を持つ家系の為能力を持っていると思われるが自分にはその能力が使えない事に日美子に嫉妬心があったりするところも。



性格はおとなしいくあまり争いを好まない。



久貝の企みで15年前に信藤を殺してしまった事を未だに悔やんでいる。



ラストシーンで覚醒?したところが見どころでもあります。



佐藤誓さん演じる久貝は菰田家に使える使用人。



話が進むにつれてわかるのですが須弥子(安元遊香さん)との間の子供が燦子。



性格は野心家でパノラマ島に関して執着心があり感情をあらわにする事も。



今回この作品では重要な役柄でありラストで色々とその素性が明らかになっていきます。



1人1人の役柄がかなり濃いこの作品。



複数回観て作品の世界観に深く引き込まれます。




出演者の方々ありがとうございました。




7月30日まで上演されていますので気になる方は是非劇場へ。




最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)


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