6月30日(金)19時の回を観てきました。
場所は日暮里にあります日暮里d-倉庫。
作品はENG vo.6『メトロノウム』。
ENG作品はバク袖に続いて2回目になります。
18時30分過ぎ劇場に到着。
階段を上がって上の受付にて4500円を支払いチケットを受け取る。
席の方はD列3番。
前から4列目の客席側左から3番目の席。
比較的見やすい席でした。
舞台上には奥側の壁に草が巻きついているセットや手前側には少し段差のあるセットが組まれている。
少しするとENGの佐藤修幸さんが舞台上へ。
話を進めていて途中で森下まぐさんも登場して2人で色々と話をされていました。
19時過ぎ舞台の幕が上がる。
上演時間は約2時間10分でした。
普段ですとここからネタばれのような話をするのですが今回ネタばれNGの話なのでそのあたりを踏まえての感想で。
今回の作品にはバク袖に出演されていた方々や以前別の作品で出演されていた方々が多数出演されていてそれだけでも個人的見どころでもありました。
不思議の国のアリスの世界観をベースにしたファンタジー作品でセットや出演者の衣装もこの作品の良さに繋がっていたのかと思います。
個人個人の役柄がしっかりしていて可愛らしさや格好良さや頼りなさげなどの役設定などもあってどの方々も輝きがあったなと。
ただ1つの気になったところは冒頭からのストーリーがよくわからなかったというところ。
いきなり始まってわちゃわちゃしてを繰り返した展開の早さなどがあってそのあたりがわかりにくかった。
どういった経緯でそうなったのか説明があった方がより作品に入り込めたんですけど。
ただそのあたりの説明があると後半での謎?部分に繋がるシーンとの兼ね合いがあったかという事もあるのかもしれないですけどね。
後半を観ていってなるほど…って感じのところもありました。
良い役者陣が揃っているんですからそのあたりも考慮して欲しかった部分はあります。
アクションシーンなどの見せ場も多くある展開で2時間近くだけど飽きさせない。
やはりバク袖メンバーの活躍は光っていて水崎さんや竹内さんは良かったですよね。←他の方々も
特に注目だったのがCR岡本物語さん。
以前バク袖の役も味のある役柄だったんですけど…今回の役は色々な意味で凄かった。
1つの役なんだけど色々な表情と表現力の多さに圧倒されましたね。
そして図師光博さんの今回の役が今まであまり観た事のない役。
図師さんが出演する作品って大体笑いを担当する部分が多かったりするんですけど今回はシリアスな役を見頃に演じていました。
バク袖でのあの役とは全く真逆ですからね。
ラストシーンも良かったし演じている熱演シーンでは切なくなって泣けましたから。
夢麻呂さんのあのかき回すような存在感のある役も面白かった。
今回初めて観た役者さんも何人かいてその中でも福岡みなみさんのあの役は魅力的な存在感がありましたね。
終演後はトリプルコール。
その後6月30日が誕生日でもある図師さんと福岡さんの誕生日のお祝いが舞台上で行われました。
最初出演者から弄られる図師さんその後の扱いが…主役?でもあるのに福岡さんだけの誕生日を祝うなんて言われながらの展開になったりして何時もの面白い図師トークを味いながら一緒にお祝いが出来て良かったです。
出演者の方々ありがとうございました。
7月3日(月)まで上演していますので気になる方は是非劇場へ。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)