5月17日(水)19時の回を観てきました。
場所は池袋にありますシアターグリーンBIG TREE THEATER。
作品は@ emotion presents Expression vol.7 桃『ももがたり』。
受付にて取り置きしてあったチケットを受け取る。
18時30分過ぎ開場。
階段を上がって上の階へ。
劇場内に入って席を探す。
D列8番の席で4列目の中央席でかなり見やすい場所でした。
舞台上には中央と左右にそれぞれ黒い入口のようなところがあり頭上左右には白い垂れ幕のようなものがおりていて赤い格子のようなセットも組まれている。
19時5分くらいに舞台の幕が上がる。
上演時間は約2時間でした。
ここからネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
おとぎ話桃太郎の世界に人に恋する妖精羽衣(寺田有希さん)と妖精に恋をする鬼温羅(秋葉友佑さん)羽衣の家族が殺されてしまい羽衣は温羅が殺したのだというが温羅は桃太郎(小栗諒さん)がやったというも信じてはもらえず…
そんな場所に桃の精(椎名亜音さん)が現れる。
羽衣は桃太郎のそばにいたいと思い人間になる事を祈る、温羅もまた羽衣のそばにいたいと人間になりたいと祈った。
人を愛してはいけない約束を桃の精は2人に告げ2人は人間に生まれ変わるのだが…
おとぎ話の桃太郎の世界観が取り入れられていて馴染み深い話の中にもう一つの桃太郎の話をみたような気がしました。
最初から最後まで魅入ってしまうほどの展開で2時間あっという間でした。
作品の世界観と殺陣のシーンやオープンニングでの出演者によるパフォーマンスと映像の見せ方が
良かったですね。←途中垂れ幕が絡まってしまったところもあって残念だったりしましたけど
映像字幕を入れながらのキャスト紹介は個人的に好きな演出なのでこのオープンニングシーンでもワクワク感がありました。
桃太郎と鬼との関係性もそれぞれの思いみたいなものがあって深いなと。
繰り返しされる物語は時に切なさも感じられました。
今回出演者の多くは以前別の作品でも観ていた方々が多くてあの時とは違うそれぞれの役柄も楽しんでいたところはあります。
寺田有希さんを始め門野翔さん、名倉周さん、竹内尚文さん、小島ことりさん、椎名亜音さん、久保亜沙香さん、石部雄一さんがその方々で。
寺田有希さん演じる羽衣は妖精で桃太郎に恋心を抱いている役、妖精をイメージ?した動き方や仕草みたいなものは良かったですね。
それほど寺田さんの作品を観ているわけではないですけどあの可愛らしさのようなものが観られる作品もなかなかないと思うのでファンの方は是非みていただきたい役でもあります。
ラスト桃太郎が家族を殺した事実を知り温羅が自分の事を守っていてくれたんだと気づいてからのシーンは感動的でした。
椎名亜音さんの桃の精とばばさま役は全く違う2つの役柄が凄かったですね。
桃の精はこの作品の重要な役割を果たしていてあの独特な役柄の存在感に圧倒されたり。
かたやばばさまではコミカルなおばあちゃん役でいいところで笑いを持っていく椎名さんならではの役が光ってました。
小島ことりさんの皇鬼も鬼達の争いを企てる役柄で見事なまでの存在感があって。
他の鬼役の方々の役柄もそれぞれ全く違っていて1人1人のキャラクターが生きていた感じでした。
じじさま役の吉本剛士さんのちょっとハイテンション?なおじいちゃん役も好きでしたね。
桃太郎に使える竹内さん、名倉さん、阿川祐未さんのそれぞれの役回りも面白かった。
椿役の久保亜沙香さんも素敵でした。
出演者の方々ありがとうございました。
5月21日(日)まで上演されていますので気になる方は是非劇場へ。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)







