今年に入って舞台作品数80作品、公演数120回観てきました。




その中から私が良いと思った10作品をトップ10形式で発表したいと思います。




各作品それぞれコメント付きで。




第1位 ENG第5回公演「バックトゥ・ザ・舞台袖」




第2位 
プロペラ犬第7回公演『珍渦虫』




第3位 
鵺的第十回公演『悪魔を汚せ』




第4位  
劇団チョコレートケーキ第27回公演『治天ノ君』




第5位 
企画演劇集団ボクラ団義vol.18『今だけが戻らない』




第6位 朝劇下北沢平日『リブ・リブ・リブ』




第7位 朝劇下北沢平日『下北LOVER』





第8位 KOKAMI@network vol.14『イントレランスの祭』





第9位 
第4回SANETTY Produce『ロストマンブルース』





第10位 
月刊「根本宗子」第13号『夢と希望の先』




番外 一人芝居『朝一人』






以上の10作品プラス1作品を選びました。




第1位のバク袖は朝劇下北沢に出演している図師光博さんと山岡竜弘さんも出演していた作品で舞台袖を舞台に繰り広げられる笑いと感動のストーリー。


ENGさんの舞台を観るのも今回が初めてで個人的には本当に面白かった作品。



終演後にBlu-rayを予約するぐらいですから。



舞台観劇をしているだけに舞台袖で何が行われていて役者さんやそれに関わる人たちはどんな思いで作品を作っているのかがわかったそんな作品でした。




第2位のプロペラ犬『珍渦虫』は水野美紀さんが主宰する団体でこちらも今回初めて観ましたけど
…面白かったですね。



水野美紀さんの演技の面白さや今回出演した福永マリカさんのヒロイン役の可愛らしさと弾けっぷりが良かったです。



そしてもう一つの役でもある母親役がまた難しい役どころだったんですけど、役の違いと表現力の高さを改めて魅せられたそんな作品でした。




第3位の鵺的『悪魔を汚せ』こちらも今回初めて観た作品で、独特の世界観と2時間サスペンスを舞台で観るかのような感覚が美しくもあり人間の欲深さを目の当たりにしたそんな作品。



こちらでも福永マリカさんが悪魔?のような役を演じています。



ラストのあのシーンは今でも頭に焼き付いていて、終わったあと客席からすぐに立ち上がることが出来ない程の衝撃がありました。



こんな役はなかなか観るかとがないであろうと思っているので貴重な体験でもあったそんな作品です。


複雑な人間関係にも注目の作品でした。




第4位の『治天ノ君』今年観た中で作品としては最高なものだったのではないかと。



舞台セットはシンプルなんですが、その存在感が計り知れなくて出演者も圧倒的な演技を魅せていたそんな作品でした。




第5位の『今だけが戻らない』ボクラ団義本公演も今回が初めて。



初日観に行ったんですが、この時セットのトラブルにより公演中止に…翌日改めて観に行って最後まで作品を観てカーテンコールでの感動は今まで観た作品の中でももっとも心に残った作品。



作品は謎解き要素もあって最初から最高まで目が離せないそんな舞台でした。




第6位の『リブ・リブ・リブ』は新しいメンバーとしてマリカさんと図師さんが加わって店長役が関森絵美さんだったり漫読家役が山岡さんでescafeという新しい場所での作品。



カフェVIZZでは観ていた作品でしたけど新しいものに変わっていてとても新鮮に思えました。



朝劇を知るきっかけになった作品でもあるので。




 第7位の『下北LOVER』はリブ・リブ・リブの半年後の作品でもあり上で紹介した4人のメンバーに加え後藤那奈さんを新しいメンバーに。



新しいお店CONA下北沢店での上演はまた違ったものになっていて平日チームの良さが光っていました。


第8位の『イントレランスの祭』は鴻上尚史さんの作品で年に一度は必ず観ていたりしていたので。


今回以前の作品にも出演していた風間俊介さんに加え岡本玲さんと早織さんも出演していて作品を面白くしていました。



第9位の『ロストマンブルース』この作品は夢麻呂さんを中心にした熱い出演者たちのセリフのやり取りが作品の良さを引き立てていて後半のシーンでは泣いた作品。



図師さんの店長役も光っていて印象に残った作品になりました。



第10位の『夢と希望の先』は以前上演されていた『夢も希望もなく。』をリライトした作品で出演者も一新された作品に仕上がっていました。



前作のヒロイン役はマリカさんでしたけど今作は橋本愛さんに変わりまた違った作品に変わっていましたね。



ラストシーンは個人的には前作の方が好きだったりしますけど。



最後に番外として『朝一人』を選びました。



こちらはマリカさんと原将明さんがお互い脚本を書いてそれを相手が演じるという今までにはなかった試みをされていたところが面白いと思いました。



個人的にはマリカさんの『朝が起きたら』も好きでしたしハラマサさんの作品も好きでしたから、今回のお互いの作品からもその良さは伝わってきました。



少し長々となってしまいましたが…この10作品が私が選んだ今年いいと思えた観劇作品です。




好みなども多少含まれたりもしますけど…どれもいい作品だと思っています。



来年も素敵な作品に出逢えることを期待して(*^^*) 


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