11月11日(金)19時30分の回を観てきました。
場所は下北沢にあります下北沢駅前劇場。
18時30分過ぎに劇場に到着。
上の階段で待つことに。
18時45分受付開始。
3300円を支払い当日券を購入、チケットと1番の整理番号の紙をもらう。
19時になり開場。
整理番号順に会場内へ。
席は自由席だったので2列目の中央あたりの席に座る。
舞台上には畳の部屋に長方形の木のテーブルとブラウン管のテレビ、奥側には庭と思われる草が生い茂っているようやセットが組まれている。
セットの雰囲気がどことなく以前観た鵺的『悪魔を汚せ』を思い出すような感じでした。
19時35分舞台の幕が上がる。
上演時間は約2時間でした。
ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
鬼ヶ島平八郎(園田裕樹さん)と作家でもある伊集院徹(波多野和俊さん)平八郎は35年間に起きた鬼ヶ島家での出来事を語り始める。
鬼ヶ島家は男所帯の家族、がさつで決していい環境ではなかった。
そんな鬼ヶ島家の人達とそれに関わってきた人々との絆の物語。
荒々しい家族の話でありながら笑いが随所に散りばめられていてかつ後半では涙を誘う感動的なシーンもあって本当に面白かった。
出演者の役柄も個性的な人達が多くてその人たちのセリフ1つ1つがまた楽しい。
以前鵺的『悪魔を汚せ』と『鵺が、』に出演されていた奥野亮子さんは今回ヒロイン的な存在の峯田美奈子役で。
主人公でもある平八郎とは同い年。
父でもある峯田裕也(村田康二さん)に連れられて東京からこの場所に。
後半につれて過去の話が明らかになっていくんですけど…
目が不自由という役柄で制服姿も色々あったり(3パターンあったかと)最後には喪服姿だったりするので奥野さんの魅力もみれたりして良かったですね。
特に日本酒を飲んで酔っ払ってしまうシーンや鶏のとあるシーンでは笑わせてもらいました。←鮮やかな動き
こちらも以前『向日葵と夕凪』に出演されていた山本佳希さんも今回鬼ヶ島虎次郎役で出演。
あの時は渋い感じの役柄でしたが今回は3枚目キャラのちょっとボケ?も入ったそんなやり取りもあって新たな一面がみれて面白かったです。
他にも気になる役者さんがいるのですが、その中でも北上ノボル役の上松コナンさんと五十川邦明役の中泰雅さんが特に際立っていました。
笑いのツボにはまってしまって出で立ちからズルいこの2人。
上松さんはそのキャラと声が特徴的(我修院さんに似た?)で後半での眼鏡を外した顔芸?も本当に凄くて出てくる度に笑ってました。
中さんもまず背の高さに驚きつつもあの独特な演技がツボで存在感が半端ではなかった。
出てくるだけで存在感のある役者さんって本当に凄いと思います。
鬼ヶ島家の人達もそれぞれに面白さもあって時に愛らしいさもあって。
懐かしさもありつつとてもいい作品でした。
出演者の方々ありがとうございました。
11月13日(日)まで上演されていますので気になる方は是非。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)