8月29日(月)19時、21時の回を観てきました。




場所は下北沢にあります風知空知。

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作品は鵺的・奥野亮子企画『鵺が、』vol.1〜ほころぶ。

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鵺的『悪魔を汚せ』でも出演していた福永マリカさんと奥野亮子さんが出演されていたので。



18時20分くらいに到着。



既にエレベーター前には5人くらい並んでいてその後ろに並ぶ。



18時30分開場。



エレベーターが小さい為5人乗れるのがやっとで私は2回目に来たエレベーターで4階まで上がる。



上がったところが直ぐに受付になっていて2500円とドリンクチケットをもらい中へ。右奥の方がバーカウンターと席が並んでいて受付脇のスペースに物販コーナーがありました。




話には聞いていたので席に座る前に物販コーナーに行ってポストカードを購入。



各回5部しかない出演者のサイン入りポストカードも無事に買えました(*^^*) 


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そのあと席を探して19時の回では正面2列目の一番左端、21時の回ではその隣のソファー席の入口側に近い席に座る。



舞台となる場所には白いソファーと正方形の木の机が置いてある。




ちょうど私の隣の場所が出演者が通る場所にもなっていて良かったです。




女性スタッフの方から上演での注意や物販の説明などがあったあと19時過ぎ舞台の幕が上がる。




2作品で約1時間の上演時間。



『ふいにいなくなってしまった白い猫のために』


野田宏(浅倉洋介さん)と日向恭子(奥野亮子さん)の前に一匹の猫が迷い込むそんな猫の姿をみる2人…野田の妹が結婚を控えていてその親友でもある恭子は野田の事が好き。そんな野田が猫が嫌いになった思い出を恭子に話し始める…


リーディング『あなたと何を語りあったか私はもう忘れてしまった』



とある場所であっている2人氷坂楓(奥野亮子さん)と間室絹(福永マリカさん)楓の夫が自殺をしてしまう。そんな夫と付き合っていた絹、2人がそれぞれの思いをぶつけ合う。そして1年後再会する2人だったが…



今回この2作品の裏テーマみたいなものが『兄妹の禁断の愛』なのかとそれに巻き込まれてゆく女性達がそれぞれどういう選択をしていくのかというところ。



鵺的『悪魔を汚せ』でも血の繋がりみたいなところもあったので。




今回奥野亮子さんの両作品の役柄を演じ分けられている姿を観て凄いと思いました。



最初の作品では可愛らしい女性を演じられていて2つ目の作品ではマリカさんと対峙する姿が怖くもあり悲しさが滲み出ていたそんな役柄だったので。



悪魔を汚せで出演していた時は後半での出演ということもあってあまり演じられる姿が観れなかったので今回その姿が観れたというのはありがたかったです。



そしてマリカさんのリーディング。



私リーディング作品っておそらく以前マリカさんが脚本を担当していた『放送禁止。』以来なんじゃないかと思って観ていました。




マリカさんと奥野さんが横にそれぞれ座って読んでいるだけなのにあの凄まじい緊張感とマリカさんが所々でみせる目の力強さから生まれる台詞が観ているこちらも作品に引き込まれていきました。



役柄的には鵺的『悪魔を汚せ』の佐季役で見せた冷たく言い放つ部分もあったりして。




最初は奥野さん演じる楓よりも私が彼のこと愛していたという感情をあらわにしたセリフをぶつけ合っていくんですけど、1年後にはそのとげとげしさがなくなっていて少し穏やかな感情が役に出ていたように思いました。



その理由はおそらく楓に対しての同情だったのかもしれません。




1年かけて絹が今まで楓の夫が付き合いのあった女性達を調べていくにつれてわかっていく事実と大きく関わってくる高校時代の写真に写っている隣の女性が一番好きだった人でありその姿がおそらく楓に似ていた?のかと←隣の女性というのは高校時代に自殺した夫の妹




そこで写真をみた絹の『気持ち悪い』というセリフと楓に言ったこの写真をみたら『ぞっーとしますよ』というセリフが繋がってそういうことなんだなと個人的に納得していたところがありました。




2回観させていただいて深い部分までわかったような気がしています。




全く動きがなくてもセリフと顔の表情だけで舞台の迫力が出せるのだなと改めて知ったところでもあったこの作品。




作品の所々で入る丸山敬之さんのキダーでの演奏や上手い具合に外の雨の降る音が作品とリンクしていたところも感動的でした。




観れて本当に良かったと思っています。




出演者の方々ありがとうございました。





最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)


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