5月21日(金)19時30分の回を観てきました。





場所は下北沢にあります下北沢駅前劇場。

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作品は鵺的第十回公演『悪魔を汚せ』。

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今回4回目の観劇になります。



19時00分過ぎに劇場に到着。



階段を上がって3階へ。



受付でチケットの半券を切ってもらい劇場内へ。



初日公演の舞台レポはこちらから。




2回目公演舞台レポはこちらから。



3回目公演舞台レポはこちらから。



今回の席はE列の16番。

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X列が左右にありその次がA列という感じ。



客席側からみて5列目の一番右側の席すぐ入口を入った目の前でした。



ようやく右側のセットが観れるところだったのでラッキーだなと思いました。


 

19時35分過ぎ舞台の幕が上がる。




上演時間は約1時間50分でした。





ここからはネタばれが含まれますのでこれから観に行く方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。





美樹本秋良(秋澤弥里さん)が庭で猫が殺されているのを発見する。



そこに居合わせる美樹本夏彦(斉藤悠さん)美樹本笙子(高橋恭子さん)美樹本保雄(杉木隆幸さん)。




猫は誰が殺したかという事で話がされる中、一方で美樹本謙人(祁答院雄貴さん)美樹本一季(秋月三佳さん)美樹本佐季(福永マリカさん)が別室で猫を殺したのは自分だと話す佐季の姿が…




ここから血塗られた家族の物語が始まる。




今まで前半右側でのシーンがよく見えない場所で観劇が多かったので今回は真正面からそれが観れたので良かったですね。




このシーンはマリカさんも登場しているところだったりしますので。




4回観て思ったのですが後ろの方が比較的見やすいイメージはありました。




近くだと角度の問題や座っている人の頭で見えないことが多いのでf^_^;




また違った角度からの全体的な芝居が見れて新たな気持ちで観れました。




今回気になった役者の方が高橋恭子さん。




長男夏彦の妻美樹本笙子役を演じていました。




この作品に登場する人物の中で一番まともな人であり歪んだ性格でない優しさをもっている。




美樹本3兄妹の謙人と佐季からも冷たく接っされこの家の中では一番肩身の狭い思いをされている人です。




そんな状況の中でも文句ひとつ言わずに家の仕事をこなす。



一季とは性格も似ているところがあるので話も合う感じ。



夏彦が自分に対して遠ざかっていると思いつつその理由が後半部分で同じ血族だったことを知らされるシーンはグッとくるものがありました。




ラストシーンでの一季が家に火を放ったその中でガムテープでぐるぐる巻きにされていた姿は衝撃でした。



4回観ていてマリカさんと秋月さん2人の感情のぶつかり合いが今回一番強く感じられたそんな回でした。



中盤のマリカさんの祖父を殺した独白シーンも今まで観ていた中でも感情がさらに強く出ていたような気がします。



最後に表向きは一季の性格を嫌っていた佐季だったと思っていましたが…裏の奥深いところではそんな性格を羨ましく思っていて自分だけに愛情を注いでもらいたいと思う気持ちもあったのかと。




笙子をあんな姿にさせて殺させたのも嫉妬からくるものなんだったのではと思ったりもしています。





作品は5月24日(火)まで上演されていますので気になる方は是非劇場まで。




出演者の方々ありがとうございました。





最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)



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