4月29日(金・祝)19時30分の回を観てきました。
場所は池袋にあります東京芸術劇場アトリエイースト。
19時近くに劇場に到着。
受付の女性スタッフの方に3500円を支払いチケットような紙をもらう、そこには2と書いてある数字が。
椅子のところにフライヤーと一部の席にトランプが1枚ずつ置いてありそこにあったスペードの2が置いてあった席へ。
ちょうど下手の2列目、ちなみに列は2列のみで1列目が自由席2列目が指定席のようである。
見る場所は下手の方がいいと聞いていたので良かったです。
舞台は横に長い感じに広がっていて手前、中央、奥側にはそれぞれテーブルと椅子が並んでいてテーブルにはコーヒーカップなどが置かれている。
私の座った奥側には白いソファや白い十字に仕切りの入っているカラーボックスが数個、その中に本やお酒なども置いてある。
下手の方にはエバーランドでも見たことのある方々が結構いらっらしゃいましたね。
フロトポメンバーでは角畑良幸さんと駄馬詩織さんも客席に。
19時30分過ぎ舞台の幕があがる。
上演時間は約80分でした。
ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない人は読まないで下さい。
とある喫茶店にマスターでもある高橋たかひろ
(成川知也さん)と漫画家の室田剛(古屋敷悠さん)の姿が硬派な漫画を書く室田の漫画が店内にも置いてある。
マスターと室田はちょっとあやしい関係?でもあった。
そんな中店に同人誌作家の佐々木ミカエル(モリサキミキさん)オタク女子の尾山陽子(蒻崎今日子さん)腐男子の白鳥晶(太田守信さん)佐々木の妹でもあり女子大生でもある結花(小崎愛美理さん)がやってくる。
オタクの話に少し戸惑いがある結花でもあったがそんな時店の棚にあった漫画太郎丸を読んでその本に興味を示す、佐々木ミカエルとその他の面々も速読してその面白さに気づきその話を同人誌作品として書こうと思い立つのだが…
内容はBL同人誌を愛する腐女子&腐男子の話の中で漫画家が同人誌になった自分の作品が崩れていくところを見ていきやがて自分を見失い同人誌のネタを逆に盗作しようとするまでに落ちていく話が描かれています。
最初の軽快な笑いの展開から最後絶望する漫画家の結末が展開されていく落差に面白さを感じました。
今回ヒロイン役を演じた小崎愛美理さんの役どころは女子大生役で可愛い役柄でもあったので普段別の作品などの印象とは違い新鮮な感じで観ていてそのギャップみたいなものも楽しんでいました。
しゃべり口調やちょっとワントーン声が上がっていたところも良かったですから(*^^*)
あと何度か衣装なども変わっていたのでそのあたりも注目かと。
特にラストのあの衣装は普段なかなか見れないでしょうからファンの方は要チェックですね。
個人的には太田守信さんの腐男子役が好きでした。
あのキャラクターは飛び道具的な面白さがあって存在感が半端ではなかったです。
ゲイじゃないけとBLが好きというループするセリフがまた来るなと思っていても面白いところでした。
他の出演者の方々のキャラクターの濃さもこの作品の面白さの1つかと思うのでそのあたりを観て作品の世界観も楽しんだ方がいいかと。
上演が終わったあとは10分程度のアフタートークがあり作演出を担当されたハセガワアユムさんと古屋敷悠さん、小崎愛美理さんがゲストで漫画についてのトークが展開されていました。
それぞれが薦める漫画を紹介。
古屋敷さんと愛美理さんは実際本を持ってきていましたがハセガワさんだけはパソコンで検索して紹介するという面白い展開に。
こちらも楽しく拝見させていただきました。
舞台の方は5月2日(月)まで上演されていますので気になる方は是非劇場まで。
出演者の方々ありがとうございました。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)