2月26日(金)19時の回を観てきました。
場所は大塚にあります大塚萬劇場。
17時40分近くに劇場へ到着。
受付は18時からということで劇場前で待つことに。
すると入口のところに宮原将護さんの姿が。
こちらに気づいたようで外まで出てきてくれてご挨拶させていただきました。
18時過ぎになり受付開始。
受付の女性スタッフの方にチケット代5500円を支払い宮原さん扱いでお願いしますという。
チケットと道徳カードをもらう。
それぞれ一人一人違う言葉が書いてあるようなのでそのあたりはお楽しみということで(^^)
ちなみに私は日本人なら必ず食べるあるもの食べなさいと書いてありました。
開場まで時間があったので少し時間をつぶして18時30分過ぎに劇場へ。
既に開場していたので女性スタッフの方にチケットの半券を切ってもらい地下の階段へ。
舞台には洋館をイメージした造りのセットが組まれている。
洋風のソファーやら電気スタンドが2つと壁には鹿の頭の剥製が飾られている。
私の席は今回E列の1番。
前から4列目の一番左端の場所でした。
比較的全体が見えてしかもセットがこちら側に向いている感じで置かれていたので良かったです。
この回はDVDに収録される舞台になるとのことでした。
19時8分くらいになり舞台の幕があがる。
上演時間は約1時間40分くらいでした。
ここからはネタばれなどが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
ある洋館に7人の男女がやってくる、ここは自殺志願者の館。
そんな中、1人の男性中野(宮原将護さん)は道徳先生呼ばれていた。
全員が揃った時、館の主でもある西船洋一郎(開沼豊さん)と葛西麻衣子(浦野一美さん)がやってくる。
そんな時刑事の木場勇(成松慶彦さん)が現れこの中に指名手配犯の橋本健二がまぎれているというのだが…
作品は自殺志願者が集まるという館での出来事だったので暗い感じになるかと思いきや…そんなことはなく道徳先生が自殺志願者たちを道徳のいう名の言葉で説得する。
宮原さんの熱弁するシーンには笑いもあり時になるほどと思うところもありました。
しかしそんな道徳先生にはもう一つの顔があり警察に追われる指名手配犯の橋本というところ。
それを隠そうと必死になるシーンも見どころだったりします。
今まであまり見たことのない宮原さんの演技がこの作品では見れると思うのでそのあたりも楽しめるのかと。
館で全員が揃っているシーンなどは探偵ドラマのような推理をみせるあの雰囲気が出ていました。
展開もテンポも良くて思わず見入っていましたね。
この作品には女性の出演者3人が登場するのですが(柚木美穂さん、小川あゆ美さん、浦野一美さん)3人ともそれぞれ個性があって特に高田のぞみ役の柚木さんは44回付き合って別れてを繰り返し今にいたり今回で45回目。
その相手に選ばれたのが宮原さん演じる中野だったりする。
しかし彼女は男性にとって言動が重い存在だったりするのでそのあたりのやり取りも面白かったです。
ラストには指名手配犯橋本と一緒に逃げるという選択をするのですが…果たしてそのあとはどうなったかというところですね。
洋館の主でもある西船は最初人当たりの良さそうな行動をとっているのですが…実はこの自殺志願者を集めて自殺現場を撮影しそれをあとで観て楽しむというマッドサイエンティストだったという展開。
最初のイメージと最後の豹変した姿のギャップが凄かったですね。
個人的にはラスト誰も死なずに終わったというところが良かったです。
言葉って人を生かしも出来るしまた死の世界にいざなうことも出来る。
道徳先生の人を生かそうとする言葉に重みを感じました。
舞台終了後カーテンコールがあり宮原さんが挨拶をする中、今日は中日ということで浦野一美さんと小川あゆ美さんに一言ずつ感想を言ってもらうかたちで舞台の方は終わりました。
出演者の方々ありがとうございました。
こちらの作品2月28日まで上演されていますので気になる方は是非劇場まで。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)