11月27日(金)20時の回を観てきました。
場所は下北沢にあります下北沢駅前劇場。
既にキャンセル待ちが2人いて私は3番目でした。
キャンセル待ちも7人近くいたかと。
ちょっと入れるか不安ではありましたが…
19時50分過ぎに前の2人がスタッフの女性に劇場内へ案内される。
その後私と後ろの方も案内され入口でチケットを受け取り劇場内へ。
既に劇場内はほぼ埋まっている状態。
今回の席はA列の14番。
の席でしたf^_^;
舞台上には西洋風な館をイメージした室内に壁には3つの絵が飾らていて中央あたりには蓄音機が置かれ、舞台前方には洋風の椅子が3脚とテーブルの上にコーヒーカップが2つ、角砂糖が入ったポットとミニチュアなチェス盤が置かれている。
20時になり舞台の幕が上がる。
上演時間は約1時間45分です。
ここからはネタばれになりますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
※今回ブライアン役の吉田友則さんが体調不良により急遽出演を見あわせることになった為、代演として土屋亮一さんが出演しています。
物語は19世紀のとある屋敷でクラウディア(川田智美さん)と女中のレベッカ(小関えりかさん)がチェスをしている。
クラウディアには謎を呼び込む力?があるらしく数々の問題を解決に導いた経緯があるらしい。
そんな時、街中で困っていたエドワード(加藤雅人さん)とその婚約者であるマリー(濱野ゆき子さん)から相談を受けたレベッカはクラウディアに2人を引き合わせる事になるのだが…
前半は謎解き的な話が展開。
ちょっと変わった台詞の間の取り方が逆に面白いと思いました。
台詞を溜めて溜めていう感じですね。
先日観に行った月刊「根本宗子」再び第7号『今、出来る、精一杯。』に出演されていた浅見紘至さんも今回はバートン警部役で出演。
あちらでのキャラクターに近い?役を演じていらっしゃいました(^^)
クラウディアの父親 ブライアン役の土屋亮一さんはこの作品の作・演出を担当されている方でもあり今回役者としても参加。
あの独特の風貌がいいですね。
前半の謎解きが終わり、再びオープニングで見せた同じような話が展開。
そう思わせると思いきや…まさかのはちゃめちゃ話へと変わっていく。
アニメやドラマのパロディがここぞとばかりに盛り込まれ元ネタを知っている方は思わずニヤリとさせられるシーンの連続。
私も殆どの元ネタを知っていたので終始笑いの連続でした。
特にバートン警部役の浅見紘至さんがちょっとエロい週刊誌?の袋とじを必死になって開けているシーンやルパン三世カリオストロの城でのルパンが手品をクラリスに見せるシーン、あの銭形警部の名ゼリフやらが登場して笑いが止まらなかったです。
元ネタを知らない人には何の事やらわからないでしょうけど←あの方は多分そんなシーンが多かったのではないかと
後半は出演者全員が自分の役柄を大幅に壊してのハイテンションな感じになってはちゃめちゃ度が半端ではなかったですね。
若干アドリブ的な感じに出演者の方が笑いを堪えているシーンもありましたから。
前半と後半のギャップに思わずやられてしまったそんな作品でした。
終演後には出口でおたのしみコンテンツ入り特製クリアファイルをいただきました。
こちらの作品は12月6日(日)まで上演されていますので気になる方は是非。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)