3月最終日となった本日日曜。
いよいよ明日から新年度!という中、今日もまた絶賛続く、昨年鑑賞作品報告にて~
画像お借りしました
〇昨年9作目
「まほろ駅前狂騒曲」
2014年 日本映画
監督:大森立嗣 主演:瑛太、松田龍平、高良健吾
東京郊外の下町風情の色濃く残るまほろ市で、転がり込んできた居候の同級生・行天春彦と2人で便利屋を営む多田啓介。
ある日、行天の留守にやってきたのはなんと、行天の元妻と、彼の娘・はる。
行天すら会ったことが無いという娘・はるの子守を依頼されて困惑する多田は更に、まほろ市の裏番長・星から、新興宗教団体を前身とする謎の野菜販売集団の極秘調査を押しつらけれ…。
三浦しをんの同名ベストセラーを瑛太&松田龍平主演で映画・ドラマ化シリーズの第3弾。
うだつの上がらぬバツイチの便利屋2人が織り成す、人情味溢れるドタバタコメディドラマです。
深夜枠のドラマとして何気なく見始めてから、すっかりはまってしまったこのシリーズ。
共に、この世代を代表するおふたりですが。
ベストセラー作家である三浦しをんさんとタッグを組み、熱さとユルさと人情物をやらせたらそりゃあもう、鉄板ものでしょう~!な安定感があり
ケンカにはめっぽう強く、依頼された仕事はきちんとこなしていくものの。
不器用で、無愛想で、しかも共にバツイチで。
それでもなおか、それだからか。
ユルくて程よい距離感をしっかり保ちつつも、人に対してとことん優しく。
そして、いざという時には絶対的な安心感で頼りになる好漢お2人。
そんなバディの元に舞い込んでくる、どこにも頼るアテの無い、厄介な依頼の数々。
今シリーズでは、いつものごとく身体を張った便利屋仕事と並行し、この手の作品では欠かせない、恋のネタも織り交ぜられていましたが
行天~~!!
多田ぁぁぁ~
高校の同級生時代そのままに、互いを名字で呼び合うおふたりの名作シリーズがこうして映像化されていたのも、10年前のお話で。
確か、「これにて最終話」とは発表されぬままだったように思いますが。
さすがにもう、続編は難しいのかなぁ。
自分の身を投げうって、依頼人とその人生を丸ごと引き受けてくれる、町の便利屋。
働き方改革やコンプライアンス推進が求められる中、時代に逆行したそんな存在は、物語の中だけのものでしょうけど。
でも、何かと生き辛いことの多い今の時代だからこそ、そんな風に、心のひだに丁寧に寄り添ってくれる存在を、欲しているところもあり。
画面から熱き血潮がほとばしるような大スペクタクルものや、スリルとドキドキで魅了していく、サスペンスもの。
そして、学びと共に押さえておきたいドキュメンタリー作品や、時代や時空を超えた超歴史ドラマに大恋愛ドラマも良いですが。
前作「シンプソンズ」のような、こういうユル~い作品も、たまらなく好きなんですよね~。
昨年、今作を鑑賞していた頃はちょうど、問題行動が増えていた父対応でいろいろ疲れていた時でもあり。
こんな人たちがいたらなぁ… と心底憧れつつ。
熱きバディの活躍とお決まりのその展開に、爽快感と癒しを頂いた作品でした
そういえば
昨年鑑賞作品は
この手のユルユル系が
若干多かったような
私よっぽど
疲れていたんでしょうねぇ~