脳の栄養
脳の栄養はブドウ糖! ほんと? うそ?
いっしょに考えてみましょう。
①氷の上で生活し、穀類が無く、肉しか食べないイヌイットの脳の栄養は何?
②人類の歴史は400万年前ですね。農耕の始まりは1万年前ですね。
399万年間は穀類などの糖質を食べることが無く、体内には多くのブドウ糖が入ることが無かったはずですね。でもしっかり脳は働いていました。
③体では合成できず必ず食物として食べなければならない栄養素は
必須アミノ酸(蛋白質)と必須脂肪酸(脂質)です。必須糖はありませんよね。
④糖質を食べ耐糖能が異常になった人はそうでない人と比較し認知症になる確率が4.8倍という報告があります。この事実から糖質は脳に何らかの悪影響を与えていると考えられませんか? ⇒糖質を摂らない方がボケない。
⑤脳の栄養は脂肪酸が分解したケトン体であるという文献がたくさんあります。
⑥ブドウ糖(高血糖)は血管に傷を与えます。だから血糖値の高い糖尿病患者は毛細血管が障害を受け、目が見えなくなる・足が腐る・尿が濾過されなくなるのですね。
だから、インシュリンが血管の中から、ブドウ糖を追い出す仕事をするのです。
追い出す仕事とは
<エネルギーとして無理やり使わせる>
<血管の中から押し出したブドウ糖を脂肪にかえて保存する> この二つです。
前者のエネルギーについて解説しますと、本来のエネルギー源は脂質なのです。ところが、糖質を摂るからブドウ糖を消費しなくてはならず、仕方なく筋肉や脳でブドウ糖を使うのです。【釜池食理論:糖質ゼロの食事術】 糖質制限理論の先達者
■低糖質+高蛋白質食品は【大豆専科】