こんにちは、征矢歯科医院です。
またしても、ひさしぶりの投稿になってしまいました。
前回のブログテーマの「スウェーデン式正しい歯磨き粉の使い方!」が
非常に反響がありました。
タイミングよく、2019年5月8日のNHK
ためしてガッテン「虫歯リスクが激減!?発見!新★歯みがき法」
で同じテーマが取り上げられたのがきっかけだと思います。
・歯みがき後に「口をゆすがない」
・虫歯がなくても年に1度は歯医者に行き、「プロケア」を受けること
これらのことが虫歯や歯周病予防にとっても大切だとテレビでも言っていましたね。
多くの患者さんが実践してくれています。
当院でも、このお話はカウンセリング時にお伝えはしていますが、
実際に目の前で患者さんに磨いていただくと、あれ?と思うことが多いです。
それは、歯を磨く順番!
せっかく正しく歯磨きができていても、磨き残しが多かったら意味がないな…
と考えるようになりました。
そこで、今回のテーマは
「戦略的⁉︎なハミガキの正しく磨く順番について」
というテーマでお話ししたいと思います。
「いつものように磨いてみてください」
と患者さんにお聞きすると大体がこのような回答になります。
① あまり意識してないからわかりません
② 奥歯からと言われたから奥歯から磨いています
③ 前歯だっけかな?
どれも決して間違っているわけではありません。
多くの方が歯の見える外側(唇側・頬側)から磨き始める方が多いように感じます。
「磨く順番なんて言われたことないよ」
とおっしゃられる患者さんも多いのが事実です。
どの部位から磨き始められても、磨き残しがなければ結構です。
しかし、歯科医院で赤染めをしてみると磨き残しがあるのではないでしょうか。
実は、磨き残しが少ない歯磨きにはルールがあります。
おそらく、歯医者さんでは
「歯磨きは、磨き残しがないように、歯磨きの順番を決めて1本ずつ丁寧に磨くように心がけてください」
なんて言われたことはありませんか?
もちろんその通りですよね。
だけど、その順番はどうやって決めるのよ?って思いますよね。
磨き残しが少ない歯磨きのルール(一筆書き法)
1. 右下奥歯の内側(舌側(ぜっそく))からスタート
右利きの場合、右下内側から1本ずつ30ー50回こすったら、隣の歯へ移動してください。これを繰り返していきます。左利きの方の場合には、左下奥歯の内側から!
→理由:利き手側の下奥歯の内側は歯ブラシを返さないと磨けないので、難しい。
磨きにくい箇所は、集中力がある時に意識して磨きましょう
2. 一筆書きを描くような感じで、右側から左側へ
そのまま左上奥歯の内側から右上の内側へ
3. 下側に降りてきて、右下奥歯の外側(頬側(きょうそく))へ
4. 左下奥歯まで行ったら、そのまま左上の奥歯の外側へ
5. 内側→外側が全て磨けたら、上下の歯が噛み合う面(咬合面(こうごうめん))へ
歯磨きの順番をその日の気分で好きなところから磨いている方もいらっしゃるかと思いますが、「一筆書き法」をルールとして決めて磨くことで、磨き残しは少なくなります。
上記の方法はKlaus H.Rateitschack先生の方法の改変になりますが、
歯磨きの順番の一例として、取り入れやすいのではないかと思いますので
ぜひ、トライしてみてください!
いつも長文にお付き合い頂きまして、ありがとうございます。
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