こんにちわ❤
韓国から創和羅(Sowala)です。
韓国では今週はもう夏休みが終わり、新学期が始まった学校が多いです。
(学校によって違います。)
うちの子供達は二人とも3週間という短い夏休みを終えました。
先週の日曜日は息子(中3)の15歳の誕生日だったのですが、
絵を描くのが大好きな息子に、「誕生日の記念に展示会に一緒に行く?」と聞いてみました。
今ソウルではティム・バートン監督の展示会が行われているのです。
ティム・バートン監督と言えば、「シザーハンズ」や「チャーリーのチョコレート工場」、又沢山の怪奇的なアニメの製作者として有名ですよね。
息子の書く絵は心の闇を表現していることが多く、私が見てもちょっとゾクッとする時があるんですけど
ティムバートンの世界観となにかしらの共通項があるかな?と感じたので、試しに誘ってみました。
息子が「行きたい!」と言ったので新学期が始まる前日に(人が多いと困るので平日を選びました。)展示会に行って来ました。
ソウルで地下鉄に乗って漢江を横切ったのですが、先週の洪水のせいで水がかなり濁ってました
展示会はDDP(東大門デザインプラザ)で行われてました。
「ヴィンセンジョー」っていうドラマの最後の場面にここが出てきます。
ヴィンセンジョーの最終回のこの場所のロケ地がDDP(出典:tvN)
ティム・バートンの展示の内容は撮影が禁止されてましたので、入り口で記念撮影だけしました。
私はもともと怪奇的な物とか残酷な物はあまり好きではないので、ティム・バートンの作品は「シザーハンズ」や「チャーリーのチョコレート工場」しか見てなかったんです。
展示されてた絵も「なんでこんなにグロいの?」と思うような、とことん血みどろの作品が多かったのですが…、
なぜか、本当の怖さを感じさせないのがティム・バートンの作品の魅力かもしれない、と思いました。
彼特有のユーモアが、ゾクッとするような残酷さや恐怖心を中和しちゃうからなのか?
それともその奇抜な発想や想像力のせいなのか?
かなりのグロさにも関わらず、人を惹きつける魅力があるのはやはり凄いな、と思いました。
息子と言えば、自分のダークな部分と共鳴したのか、途中で耳鳴りがして気持ち悪くなったので、展示会の隅っこに行ってヒーリングをしてあげて何とか蘇生しました(苦笑)
息子も私に似てエンパスなのです(場のエネルギーの影響を受けやすい)
<ここで息子の絵をちょっと紹介してみます~>
エネルギーがいい時はこんな感じの風景画を描いたりします。
テスト期間中に勉強のストレスが溜まって問題集を破きたくなった時の絵
これもテスト期間中に色んな誘惑に引っ張られる感覚を表現した絵
皆の前でいい子でいなきゃいけない、笑ってなくちゃいけないというプレッシャーを感じてる自分の悲しい心を表現
めっちゃ憂鬱な絵を描いて気分がダウンした時があって、それに懲りて今度は明るい気分になる絵を描こうと思って描いた絵
これは中1の時にコロナのせいで学校にあまり行けなかったので、内気な息子は友達を中々作れず…
周りではしゃいでる友達を見ながら疎外感を感じていた時代を思い出した時、BTSの「134340(冥王星)」という曲が浮かんだそうです。
2006年に冥王星は太陽系の9番目の惑星の地位をはく奪されたのですが、BTSの「134340(冥王星)」という曲は、太陽系を遠目に見ながら疎外感を感じている冥王星の気持ちを歌っているそうです。
この絵はそんな冥王星の疎外感と自分の気持ちを重ねて合わせて描いたとのこと。
幸い息子も今は友達が出来ましたが、あの時は相当つらかったみたいです。
エンパスなので学校に行くと何かしら他人のエネルギーを貰ってきてしまって重くなりやすいことも多いので、絵を描くことで感情を解放してる(出来てるのかは不明?笑)感じです。
息子の展示会の感想としては、本人は正式に絵を習ったことが無いので、たまに人体などが上手く書けず自分はダメだって思っちゃう時があったけど、
ティム・バートンがこうあるべきという枠にとらわれず、人体も自分の感じるままに自由に表現してるのを見て、こういう自由な表現の仕方もあるんだって安心した、って言ってました。
真面目ちゃんなので、ティム・バートンの自由な発想から何か刺激を受けれたならよかったです!
と言うわけで、息子との展示の観覧を終え、次のコースに向かいました。
益善洞ランチと仁寺洞のクリスタルショップに続きます。