ナガラー行法を実践する時間の第一は、テレビを視聴している時です。
１時間もののドラマや２時間の映画など、まとまった時間を練功に充てることが出来るので、まさに一石二鳥です。
私は操体法と微動法に関しては、たいていテレビを横目に見ながらやってしまいます。
操体法は僅か数分で終わってしまいますし、微動法もそれほど長くやるものでもありませんので、その後は、ヨーガもどきのストレッチ体操をするのが最近の習慣です。
手を使わなくてもパドマ・アーサナくらい楽勝で組めた頃には、まだまだ戻れそうにありませんが、今年中には、ヴァーマデーヴァが出来るくらいまで戻せれば良いなと思っています。
テレビを見ながらのナガラー行法では、後手の合掌が特にお気に入りです。
昔、武術の先生から教わったものですが、先生は若い頃、甲野善紀先生から教わったものと仰ってました。
写真はweb上より転載
これは、内臓の調整に中々効果的で、毎日続けていると、肩や首もほぐれてきます。
出来る人には至極簡単なポーズなのですが、効果は意外に高くて馬鹿に出来ません。
何年ぶりかでやってみると、普段使わない筋肉に響いたのか、就寝前に背中の激痛と格闘する羽目になりましたが、鈍ったカラダにはよくある事です。