何年か前まで、『秘法!超能力仙道入門』も新刊で入手出来た記憶があるのですが、今調べてみると、生き残っているのはシリーズ三作目の『秘術!超能力気功法奥義』だけのようです。
シリーズの中ではそれほど人気の高かった本でもないと思うのですが、タイトルに「奥義」とは在っても、ベーシックな内容なので、ちょっと盛り過ぎヤリ過ぎ感の強い他のラインナップが絶版になって、本書だけロングセラーになっているのは何となく分かるような気もします。
内容的には、一作目の『秘法!超能力仙道入門』と二作目の『驚異の超人気功法』を合わせて、基本的な功法を抜き出したような感じですが、速読法などは高藤本の中でもこの本でしか解説されていません。
また、簡単な解説しかありませんが、自分の気を消耗させずに外部の気を用いて行う気功治療のテクニックなどは、未だに手かざしの類で命を縮めているヒーラーが多いことを考えれば大切な部分です。