パステル│ソフトとハードどっちが良いの? | アートと星で私をひらく

アートと星で私をひらく

アートで私とつながり、自分を大切にした生き方を。
色んなものの見方ができ、じわじわ力が満ちてくる。ゆっくり私を受け入れられるよう、時には星読みを適切に組合せて心の自由を手に入れよう。
私を自由にして、私をもっと活かせる毎日に。

こんにちは

星とアートのセラピスト

Sowaka Tamakiです。

 

 
 
講座の中で多く質問されることを
ご紹介していきますふんわり風船ハート
 
 
 
よくある質問
 
ソフトパステルとハードパステル
どちらを使えばいいですか?
 
 
回答
 
「基本的にお好みでOKです」
 
 
:::::::::୨୧::::::::::୨୧::::::::::୨୧:::::::::::
 
本当にその通りなのですが、
でも、結局どちらを使えば良いのか
分かりませんよね。
 
 
今回は両者の特性をふまえて
長所と短所を理解して頂こうと思います。
私の個人的な経験や意見を含みます。
 
その上で、ご自分に合うものを選んでくださいねニコニコ
 
 

 

性質

 

名前から分かるような性質を持っています。

 

ソフトパステル
柔らかい
簡単に粉状になる
 
ハードパステル

かたい

折れにくい

 

 

ソフトパステルは少しの力で

粉状にすることができます。

力を入れ過ぎると削り過ぎることも。

※最初は削り過ぎて後悔しましたガーン

 

ハードパステルは

削るのに多少力が必要です。

ソフトに比べると丈夫なので扱いが楽ちん。


ソフトパステル

ファーバーカステル 48本セット


ソフトとしてはやや硬めで使いやすい。

色の定着に優れているところが好き。

 

 

 

技術面

 

実際にアートをする時、

私が気になる点を挙げてみました。

 

 

色塗り

 

ソフトパステルの方が

鮮やかで綺麗な色が出ます。

 

何と言っても色づきが良いです。

粒子が細かいので、画用紙の目地に

入り込んでいくような感じ。

お化粧で言えばマットなのにつややかキラキラ

 

↑ソフトパステルで黄色の色塗りをしてみました

 

 

もちろんハードパステルでも色塗りは

可能ですが、艶やかさに欠ける気がします。

お化粧で言えばマット感のみかな。

 

 

 

色ののび

 

ソフトパステルの方が

柔らかい分、色がのびてつややかな印象。

少ない量でのびますよ。

なので最初は削り過ぎ注意ですw

 

 

ハードパステルは

かたい分、どうしてものびが悪くなります。

ソフトに比べると削る量が多くなります。

 

1本の量はハードの方が多いので

躊躇なくどんどん削れますが(^-^)

ハードパステル

ヌーベルカレーパステル 48色セット

 

個人的にチョークよりも少し硬い感じかな。

 

 

 

重ね塗り

 

ソフトパステルの方が

粒子が細かく、柔らかいので

重ねて塗るのに適しています。

 

ハードパステルは

重ね塗りにはあまり適していません。

 
 
色に深みや奥行きを出すといった
美術的な作品を仕上げるためには
ソフトパステルの方がよいでしょう。
 
 
 
消しやすさ
 
ソフトパステルの方が柔らかい分
力を入れなくても消しやすいです。
 
例えば、以下の画像をご覧ください。
いずれも消しやすいからこそできる表現方法でしょう。
右は花びらの柔らかさを表現、
左は四隅を繊細な曲線で仕上げています。
※いずれも完成品ではない(途中経過)
 
 
ハードパステルはかたくて消しにくいので
練消しゴムよりも
普通の消しゴムを使うことが多くなります。
結構力が必要アセアセ
このため繊細な表現が難しい印象です。
 
 

 

使いやすさ

 

ソフトパステル
初心者には少し難しいかも
 
ハードパステル

初心者にも扱える🔰

 

 

上でも書いた通り、

ハードパステルは比較的折れにくいので

この点でも扱いやすいでしょう。

 

↑ハードパステル

 

 

また、ソフトパステルは柔らかい分

色が混じりやすいです。

 

補色に関する知識が無いと

使う色によってはくすんだ印象になります。

 

※補色を使ってはならない、という意味ではないです。

むしろ効果的に使うと作品がイキイキします。

扱いについては講座でお伝えしています。

 

 

あと、何と言ってもソフトパステルは

柔らかい分、粉が色んな所に付着するので

手もお道具も汚れやすいですダッシュ

冬場は袖口に注意しています。

 

 

こうした意味からも

ハードパステルの方が初心者向きだと言えるでしょう。

 

 

 

適したアート

 

ソフトパステル
一般絵画全般。
美術作品、写実的な作品。
アートの世界では主流だと思います、
 
ハードパステル

線画。

ほのぼのとした作品。

一般的にパステル画と言えばハードパステルを指すようです。

 

 

ハードパステルは初心者にも扱いやすいので

これを使った絵画教室が多いですね。

 

このため、一般的にパステル画と言えば

ハードパステルを思い浮かべる人も多いはず。

 

画用紙もあまり選びません。

凸凹のある紙なども

「ほのぼの」感が出るので好まれます。

 

以下はハードパステルで描いた作品です。

 

 

対してソフトパステルは

粒子が細かいので、

表面に凹凸がない画用紙の方が良いと思います。

 

美術作品の印象が強くなり

ほのぼの感はあまり表現できないかもしれませんね。

 

以下はソフトパステルで描いた作品です。

 

 

 

結局どちらを選択すれば良いの?

 

どちらを選ぶかは

やはり冒頭で申し上げた通り、

 

特性を理解して、画の目的や描きたい画で

選ぶことになります。

 

もちろん自分で使ってみるのが一番だと思いますが。

 

 

あれ❓

回答になっていない?キョロキョロ

 

私はよくお化粧で例えています。

どんなファンデーションやリップを使うか。

もやはそれは好みだもん、と。

 

 

私の場合

 

では、参考に私の場合を。

 

私はソフトパステルが好きです。

”のび”と”発色”が良いからです!

 

ただ、ハードパステルに気に入った色が

あるので、時々混ぜてアートしています。

 

 

なお、曼荼羅アートではソフトパステルを

推奨しています。

理由はまた別の機会に。

 

 

 

 

お申込み

 

中心から形を広げていく曼荼羅アート。

 

描いていくうちに

瞑想効果もあるため、

リラックス効果が高いと言われています。

 

体験会で一緒に

美しい曼荼羅アートを描いてみませんか。

型があるので、無理なく描けますよ(^・^)

 

体験会の様子(参加者さまと作品)
 
 
曼荼羅アート体験会

 

お申込はこちら

※ストアーズ決済をご希望の方
お申込み後、ご案内いたします。