こんにちは
星とアートのセラピスト
Sowaka Tamakiです。
名前から分かるような性質を持っています。
かたい
折れにくい
ソフトパステルは少しの力で
粉状にすることができます。
力を入れ過ぎると削り過ぎることも。
※最初は削り過ぎて後悔しました
ハードパステルは
削るのに多少力が必要です。
ソフトに比べると丈夫なので扱いが楽ちん。
ソフトパステル
ファーバーカステル 48本セット
ソフトとしてはやや硬めで使いやすい。
色の定着に優れているところが好き。
実際にアートをする時、
私が気になる点を挙げてみました。
ソフトパステルの方が
鮮やかで綺麗な色が出ます。
何と言っても色づきが良いです。
粒子が細かいので、画用紙の目地に
入り込んでいくような感じ。
お化粧で言えばマットなのにつややか
↑ソフトパステルで黄色の色塗りをしてみました
もちろんハードパステルでも色塗りは
可能ですが、艶やかさに欠ける気がします。
お化粧で言えばマット感のみかな。
ソフトパステルの方が
柔らかい分、色がのびてつややかな印象。
少ない量でのびますよ。
なので最初は削り過ぎ注意ですw
ハードパステルは
かたい分、どうしてものびが悪くなります。
ソフトに比べると削る量が多くなります。
1本の量はハードの方が多いので
躊躇なくどんどん削れますが(^-^)
ハードパステル
ヌーベルカレーパステル 48色セット
個人的にチョークよりも少し硬い感じかな。
ソフトパステルの方が
粒子が細かく、柔らかいので
重ねて塗るのに適しています。
ハードパステルは
重ね塗りにはあまり適していません。
初心者にも扱える🔰
上でも書いた通り、
ハードパステルは比較的折れにくいので
この点でも扱いやすいでしょう。
↑ハードパステル
また、ソフトパステルは柔らかい分
色が混じりやすいです。
補色に関する知識が無いと
使う色によってはくすんだ印象になります。
※補色を使ってはならない、という意味ではないです。
むしろ効果的に使うと作品がイキイキします。
扱いについては講座でお伝えしています。
あと、何と言ってもソフトパステルは
柔らかい分、粉が色んな所に付着するので
手もお道具も汚れやすいです
冬場は袖口に注意しています。
こうした意味からも
ハードパステルの方が初心者向きだと言えるでしょう。
線画。
ほのぼのとした作品。
一般的にパステル画と言えばハードパステルを指すようです。
ハードパステルは初心者にも扱いやすいので
これを使った絵画教室が多いですね。
このため、一般的にパステル画と言えば
ハードパステルを思い浮かべる人も多いはず。
画用紙もあまり選びません。
凸凹のある紙なども
「ほのぼの」感が出るので好まれます。
以下はハードパステルで描いた作品です。
↓
対してソフトパステルは
粒子が細かいので、
表面に凹凸がない画用紙の方が良いと思います。
美術作品の印象が強くなり
ほのぼの感はあまり表現できないかもしれませんね。
以下はソフトパステルで描いた作品です。
↓
どちらを選ぶかは
やはり冒頭で申し上げた通り、
特性を理解して、画の目的や描きたい画で
選ぶことになります。
もちろん自分で使ってみるのが一番だと思いますが。
あれ❓
回答になっていない?
私はよくお化粧で例えています。
どんなファンデーションやリップを使うか。
もやはそれは好みだもん、と。
では、参考に私の場合を。
私はソフトパステルが好きです。
”のび”と”発色”が良いからです!
ただ、ハードパステルに気に入った色が
あるので、時々混ぜてアートしています。
なお、曼荼羅アートではソフトパステルを
推奨しています。
理由はまた別の機会に。