「ぼけますから、よろしくお願いします。」 | *わきあいママの和氣的生活 *

*わきあいママの和氣的生活 *

ありがたいかけがえのない日常と旅日記を綴っています。

映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」続編を観にいくことができました!


きっかけは、

何ヶ月ぶりかにスカパーを再契約して(ちがう番組でみたいのがあったので)…


そしたら、番組表の中で、めっちゃ気になるワードが目につきました。


ぼけますから 


とな!?




老老介護を題材に、しかもそのご夫婦の娘さん監督が撮ったドキュメント映画だということで、


まず、スカパーで前編を観ることができました。



実母と主人の母(つまり姑)をお世話してるわたしたち夫婦にとっては、

日々、

老い

をまのあたりにし、

自身の老いについてもいろいろ思うことがあるので、


あー、この映画にあえて、ほんとうによかった!と思えました。


必要なときに、必要なものごとがすんなりあらわれてくれる、天の采配に感謝!




そしたら、続編のCMがはいっていて、

これは運よくわたしたちの住む県の映画館の配給時期にぎりぎり間にあって、

主人といけることになったのでした。



そこは、

レトロな映画館


わたしが中学生のとき、はじめて友だちと電車にのって観にいった映画デビューした映画館でした。

(なにを観たのかは思い出せない笑)



お席も自由

館内にながれるBGMは、70年80年代のアイドル歌手のうた

ポップコーンもなければホットドッグもありません。

でも、お席にドリンクホルダーはちゃんとありました!



なつかしい空間にくつろいでいると、

(なにせ30分以上前にきてしまって、はじまるまで席に座って待つことができました!)



映画がはじまり、

いっきにひきこまれました!

(となりで観ている主人の反応も上々なのでほっ!

電車でいくにはまだこわいので、クルマでつれてきてもらったので。主人にも観てもらいたかったし)



画面のなかに映る、昭和チックなところがたまらない。

なんか安心感さえあり!


90代のおとうさんが、認知症をわずらったおかあさんを支えようと奮闘される様子が、

あたたかい!


家事をぜんぜんされてこなかったおとうさん、


95歳にして、生まれてはじめてリンゴの皮をむかれる!


おかあさんのおふとんの衿をひとはりひとはり縫われる!


おかあさんが脳梗塞で入院されると、片道1時間のみちのりを毎日歩いて面会にいかれる!


おかあさんの自宅介護をきめられると、ご自身の体力づくりのため、98歳でジムに通われる!


もうほんと、

大好きすぎますおとうさん!



おとうさんの願いは、

おかあさんの願いも、


また、あの家でふたりで暮らすことだったんだね!




すべてを受けとめ、また、受けいれて、


ただ、今自分にできることをしていく。

自分が好きなこともしていく。



ふところが深いおとうさん。

100歳すぎられても、

ますますお元気でいてください!

いつかまた、画面越しでお会いできるのを楽しみにしています!



老いる


って自然なこと。

極端におそれることもないんだな。

自分にとって、なにが大切か再認識していこう。

そして味わっていこう!


そんなことを思った帰り道でした。




(画像はパンフレットよりお借りしました)

 
公式ページです。