全国のインフルエンザ定点医療機関当たりの患者報告数が、5月24-30日の週は0.10で、前週より0.03ポイント減ったことが6月4日、国立感染症研究所感染症情報センターのまとめで分かった。減少は3週ぶり。

【インフルエンザ定点あたり報告数詳細】

 定点当たり報告数を都道府県別に見ると、山口が1.14と流行指標の「1.0」を唯一超えており、以下は三重(0.28)、岐阜(0.25)、長野(0.24)、岡山(0.23)などの順だった=表=。警報レベルを超えた保健所地域、注意報レベルのみを超えた保健所地域は4週連続で共になかった。

 4月19日-5月23日の5週間に分離・検出が報告されたインフルエンザウイルスの内訳は、新型53.1%、A香港型11.1%、B型35.8%だった。


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