浪漫~ROMAN~(憲三郎&ジョージ山本) | 鈴木の一日一善・一日一曲

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フォークソング好きからニューミュージック好きへ、ヤン久ポップス好きから歌謡曲好きへ、ということで、お気に入りの楽曲についてダラダラ書いています。
お付き合いのほどよろしくお願いします。

テーマ:

浪漫~ROMAN~

(歌:憲三郎&ジョージ山本 / 作詞:原譲二 / 作曲:原譲二)

 

今日は、憲三郎&ジョージ山本が歌う「浪漫~ROMAN~」を聴いています。

テレビ番組『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』の企画から飛び出したヒット曲です。

今更ですが、歌っている『憲三郎』はとんねるず木梨憲武、ジョージ山本は山本譲二です。1996年のリリースですが、その頃僕は仕事が忙しくてあまりテレビを見れておらず、『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』も視聴できていなかったんだと思います。豪華な二人の結成エピソードなど覚えておらず残念です。

 

ということで、歌を聴いたのは『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』ではなく別の歌番組ででした。最初の感想は、「ノリタケ歌うまいなぁ。」です。山本譲二の歌のうまさは知っていたのですが、デュエットするノリタケがひけをとらず、歌唱ではお笑いに走らず、マジで山本譲二と渡り合う感じで、『憲三郎とジョージ山本』という異色コンビながら色物感を全く感じさせない見事な歌唱、最後の『♪ウォウォウオッ』までピタリと決まって、感動すらしたのでした。

 

詞と曲も良いのです。作詞・作曲した原譲二は北島三郎のペンネームだそうで、演歌の大御所が演歌らしくないような演歌を作っていたのでした。演歌らしくないような演歌って自分で書いてて変な表現だと思うのですが、ウィキペディアに『北島はこの曲をマドンナの曲を聴きながら作曲したと発言している』とありました。つまり、サブちゃんの魂に染みついた演歌を元(ベース)にしながら、洋楽・マドンナの雰囲気を飾りにつけて「浪漫~ROMAN~」は作られていたのでした。先ほどの変な表現の内、『演歌らしくないような』というのは、マドンナ・サウンドに由来し、『演歌を作っていた』は、サブちゃんの魂に染みついた演歌に由来しているのだと思います。

 

久しぶりに聴きましたが、相変わらず憲三郎とジョージ山本の歌唱が気持ち良いです。

『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』を楽しく見ていた人も、今日はお笑いなしで、歌として「浪漫~ROMAN~」を楽しんでいただければと思います。

と、お笑いなしと書きつつも、紅白歌合戦での憲三郎の北島三郎マネは面白かったです(^^