夕暮れ(高田渡) | 鈴木の一日一善・一日一曲

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フォークソング好きからニューミュージック好きへ、ヤン久ポップス好きから歌謡曲好きへ、ということで、お気に入りの楽曲についてダラダラ書いています。
お付き合いのほどよろしくお願いします。

夕暮れ

(歌:高田渡 / 作詞:黒田三郎・高田渡 / 作曲:高田渡)

 

今日は、高田渡が歌う「夕暮れ」を聴いています。

しみじみと、ほのぼのと、いわゆる渡節の歌ですね。渡節なんて僕が勝ってに言っているだけですが、なんとなく雰囲気が伝われば幸甚です(^^;

 

作詞に黒田三郎という名前があります。どんな人かと調べてみたら、『日本の詩人』でした。

今はネットで何でもすぐに調べられてらくちんです。調べることに負荷が無いので抵抗なくパパッと検索しますが、一昔前はパソコンもインターネットもなく、調べることは苦行でした。ですので、知らない人が作詞していてもスルーしていることが多かったです。僕のレコード・CDの楽しみ方は、音楽を聴いて歌詞を確認するくらいの狭い聞き方でした。

 

音楽好きの友人は歌唱者は勿論の事、作詞・作曲者にとどまらず、演奏者・アレンジャーまでチェックし、例えばこのアレンジャーは他に誰のどの曲に関わっているかってことまで気にして、その人が関わった楽曲を聴いて良ければコレクションに加えていくという、非常に幅広い聴き方をしています。

タレントのクリス松村がまさにこの友人の聞き方で、元々はアイドルファンだったクリス松村は、作詞・作曲者に興味を持ち、細野晴臣や松本隆を知ることではっぴいえんどに行きつき、そこからJ-Rock、J-POPを聴き漁り、今ではタレントというより音楽評論家という感じの活躍です。

僕も、中学・高校とやたらと音楽を聴いていた時代に、幅のある聴き方ができていれば、このブログの内容をもっと深くできていたかもな~、なんて思いましたが、今になってコチョコチョ調べながら、へ~なんて驚きながらブログに書いていくのもそれなりに楽しいので、過ぎたことは悔やまずこれからのことを楽しんでいこうと思います(^^;

 

高田渡の夕暮れです。

黒田三郎の詩は、もともと歌を意識していないようで字数がバラバラで、歌っているような語っているようなトーキングブルース的な味わいがあります。

詩人・黒田三郎の詩を歌詞とした高田渡の歌をお楽しみください。