もてない男たちのうた(早川義夫) | 鈴木の一日一善・一日一曲

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フォークソング好きからニューミュージック好きへ、ヤン久ポップス好きから歌謡曲好きへ、ということで、お気に入りの楽曲についてダラダラ書いています。
お付き合いのほどよろしくお願いします。

もてない男たちのうた

(歌:早川義夫 / 作詞:柏倉秀美 / 作曲:早川義夫)

 

今日は、早川義夫が歌う「もてない男たちのうた」を聴いています。

中々にすごい歌です。もてない男の怨念というか、業(ごう)というか、女にもてたいという気持ちを外に向けず、中へ中へ閉じ込めていく、何とも辛い歌です。

好きか? と問われれば、そんなに好きな歌ではないのですが、すごく長い周期で「もてない男たちのうた」を聴きたくなる時があり、聴いてしまうと『もういい。』とまたずーっと聴かなくなります。

 

 ♪たれか私を愛してと叫びつづくなり

 

という歌詞。

『たれか私を愛して』と叫んでいても、誰でも良いわけではなく、思い浮かんでいる人はいるはずだと思うのです。思い人を露骨に言えないもてない男たちは、遠慮がちに『たれか』と言っているだけなのです。

つらいな~。男は。