秋田の相続は秋田市の司法書士おぎわら相続登記事務所秋田、司法書士荻原正樹です。
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今日のお話しは、マウリツィオ・ポリーニさんの想い出です。
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先日
ピアニストの
マウリツィオ・ポリーニさんが
旅立たれという報道がありました
ご冥福をお祈り申し上げます
わたしが若いころ
現役のピアニストの中で
ショパン弾きとして人気があったのが
ポリーニさんとアルゲリッチさんでした
（アシュケナージさんがその次くらい）
お二人について
音楽を聴く人の中では
ポリーニ派
と
アルゲリッチ派
とに分かれていたような気がします
当時
いろいろと音楽談義をしていた友人は
ポリーニ派で
わたしは
アルゲリッチ派でした
ポリーニさんは
その後も
ベートーヴェンの全集を完成させるなど
着々と録音を重ねてきており
友人は
ポリーニさんの録音を熱心に買い求めて聞いていましたが
わたしはなかなか手が伸びませんでした
特段
意識して購入してこなかったというわけでもないのですが
あの
硬質で
計算つくされた
ポリーニさんの音楽が
わたしにはちょっと窮屈に感じられて
重い板がどんと向かてくるような印象を受けたからだった
からかもしれません
最近になって
ポリーニさんがコンサート前には必ず嘔吐していたこと
演奏の合間に咳ばらいをした観客をにらみつけたことがあること
などのエピソードを耳にして
そのような完璧を求めるポリーニさんのストイックさが
音楽の才能がないわたしには緊張感が高すぎて
身体が拒否反応を示していたのかもしれないな
などと考えています
実は
わたしは
モーツァルト
の音楽にも
同じような違和感を感じてしまうことが多いのです
それは
あまりにも完成された才能に対する違和感
自分とは異なる世界の音楽への違和感
作曲者を超えられない演奏家への違和感
のようなものの気がします
だからといって
モーツアルトを全く聞かないわけではありませんし
好きな録音もあります
たとえば
アンネゾフィームターさんがロンドン交響楽団と共演した
ヴァイオリン協奏曲全集
などは何度も聞いています
同様に
最近では
ポリーニさんのＣＤも
あらためて聞き直していますが
以前よりも「聞ける」ようになった気がします
実演に関して言うと
一度だけチケットを入手したものの
都合がつかず会場に行けず
結局一度も足を運ぶ機会は有りませんでした
このように浅～くポリーニさんと関わってきたわたしですが
その中で思い出のある録音をご紹介いたします
シューベルトの後記ソナタ集
シューベルトの後記ソナタ集は
シューベルトの作品のなかでも
好きな楽曲で
一番最初に購入したのが
このポリーニさんのＣＤでした
とりわけ
２１番の演奏が素敵で
なんども聞いた記憶があります
その後
いろいろな演奏家のものを購入し
その中ではリヒテルさんの録音を一番多く聞いたとは思いますが
このポリーニさんの録音との出会いが無ければ
これらの楽曲にそれほど関心をもっていなかったかもしれません
ところで
ポリーニさんの録音で有名なのが
ショパンのエチュード
余談ですが
若いころ
先に登場した友人が
第１集の１２番のエチュード
を弾くのを聞きました
俗に「革命」と呼ばれている楽曲です
その時聞いた演奏が
いまでも
わたしが聞いた全てのショパン演奏の中で
一番感動した演奏です
ご相談はお気軽に
司法書士おぎわら相続登記事務所秋田
土地家屋調査士荻原正樹事務所
秋田市東通五丁目１２番１７号１Ａ
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