【トランスジェンダー古町奏Blog】*ヨガ*筋トレ*マインドフルネス*メンタル LGBT
ずっと暗闇の中を、もがいて、何とか生きてきました。そこから得たことを書いていくブログです。トランスジェンダー(性同一性障害、GID、FTM)としての自分のこと、自分を支えてくれたヨガ、マインドフルネス・筋トレ・コミュニケーションスキル、瞑想、心理学、食事(体質改善)、などについて。

僕の人生が、誰かの生きる勇気になれば嬉しいです。

ヨガには、自然体で生きるための知恵がたくさん詰まっています。インド数千年もの間に培われてきた哲学をベースにしているからです。呼吸や姿勢をとして、心を調整していきます。ストレスから解放してくれます。
また、筋トレで体力・筋力がつき、疲れにくい身体になることで、諦めずにやりたいことに調整できるようになりました。自信がつき、希望が持てるようになりました。
みんなそれぞれ、自分らしく生きていく、そのお手伝いができれば幸いです!

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【2025年12月のレッスン案内】

 

① 12月3日(水) 12:00~14:00 ART FARMランチ会

屋上ファームで採れた、カボチャやハーブを使って、ランチプレートを提供!1500円

@池尻大橋徒歩10分 ART FARM

https://www.instagram.com/soufurumachi_souyoga?igsh=emF1dTJmYjl0c2U

お申込みは、インスタに直接メッセージをください(^^)/

 

 

 

②12月6日(土) 15:00~15:45 マインドフルネスヨガ45分 セミパーソナル(=少人数制) 

@恵比寿駅 Mind_Body(恵比寿駅徒歩2分) 2400円

 

 

③12月13日(土) 12:00~13:00 ルーフトップマインドフルネスヨガ60分 

屋上の風と空と雲と土の香りの中で、自然とマインドフルネスに!強度:低め~中 2000円

@ART FARM池尻大橋(池尻大橋徒歩10分)

https://coubic.com/artfarm/3418530#pageContent

 

 

④12月20日(土)9:30~11:00 マインドフルネスヨガ90分 

@日本橋社会教育会館 ※満席、キャンセル待ち受付中 

マインドフルネスヨガ(2025年9~12月実施分) | 中央区立社会教育会館

 

 

⑤パーソナルトレーニング・コーチング・カウンセリング

詳細は下記の公式HPより

 

 

 

予告!2026年1月~4月 マインドフルネス講師養成講座 メイン講師を務めます!

ストレスケア・ストレス耐性アップ・人間関係の調和・痛みのケア・思考の癖に気付く、、、

人生の苦しみとどう向き合うか、その方法が満載です。

マインドフルネスを、身近な方・たくさんの方に知ってほしい!!

そんな方は、ぜひ!

 

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目が覚めた!!!

 

って感じました。

 

 

いつもの朝。

出勤で、自転車を漕いでいる時、

朝もやで紅葉がきれいで。

 

なんか朝が違って見えたのです。

 

目が覚めた!!!

心の中で叫びました。

あぁ、僕は変わったんだ。と感じました。

 

 

平本先生の公開カウンセリングを受けた結果として、、、

 

自分の心にべっっっったり、くっついて外せなかった、

『自分は、人として出来損ない』というフィルターが、外れました。

『自分は気持ち悪い、中途半端、劣っている、嫌われうる存在、差別されうる存在』

これが自分の頭にかかっていたフィルターでした。

自分がそういう目で自分を見ていた。

これに今まで気付いていませんでした。

今まで、そう思い込んでしまう経験がたくさんあったことで、知らぬ間にそう思い込んでいました。

 

それが、ただフィルターが外れただけでなく、

自分のこの、どろどろの人生そのものが、ストレスでできた眉間のしわも、もう思い出したくもない過去の闇も、不安定な自分、ツギハギだらけの自分も、疲れた心身も、

全部が誇りに思えるようになった感じです。

数々のサバイバルを乗り越えて、すごいところに今自分が立っているんだなって思えるようになっている。

 

こうして、フィルターが取れて世界を見てみたら、

見える世界が、全然違います。

自己受容が、ここまで深くできたことに感謝でいっぱいです。

 

…うまく言語化できずにいたのですが、ようやくブログに書くことができました。

 

 

【これまでの話のおさらい】

前回までのブログで書きましたが、

平本先生の心理カウンセリング養成講座(11月1日~4日)に参加しました。

平本あきお先生は、アドラー心理学をベースに世界中の心理療法を学び、体系化している先生です。

普段はオリンピック選手や、経営者のコーチングをしていますから、普段、僕などカウンセリングを受けられる機会はありません。だからまさか、僕が公開カウンセリングをしていただけるとは思っていませんでした。
 

大泣きしながら受けたカウンセリング。

あれから、3週間半が経ちました。

 

 

【講座直後の自分、変わってない】

講座が終わってから、しばらくは、まだ疲れも残っていました。

自分の過去と向き合うのに、大変疲れました。

 

あれだけ話を聴いていただき、吐き出させていただき、過去の傷を全部全部受け止めていただいて、崇拝している平本先生からのエール、たくさんの方から勇気づけ、愛あるメッセージもたくさんいただき、、、

 

それなのに、相変わらず、全然変わってないんじゃないかと感じて…自分に絶望しました

 

心を込めて書いたメールの返事が来ないのがものすごーく気になってしまう、とか

彼女にささいなことで強く言ってしまった、とか

焦っている夢、追われている夢を、繰り返し見たり、

眠れないし朝は起きれない、

プチ依存症も変わっていない、、

 

 

【いやいや、めちゃくちゃ、変わってた】

話は変わり、11月20日に、Zen2.0(マインドフルネス)のイベントに参加をしました。

そこで、30歳くらいのとても目の澄んだ青年と出会いました。

道(タオ)について研究をしていて、太極拳を極めていて、アメリカ在住で、日本語が上手で。イベントのあとで、丁寧にプーアール茶を淹れてくれました。笑顔がとても素敵で、目が合うと惹き込まれるような、魅力的な青年でした。

存在そのものが、整っていると感じがして、その空気感だけで、一緒にいるだけで僕まで整うようでした。

 

 

彼の存在に比べて、僕はなんて、ダークなエネルギーを持っているのだろう。

過去の自分だったら、そう自分を卑下していたと思います。そして嫉妬したり、傷ついていたと思います。自分を直視できなくなっていたように思います。

 

住んでいる世界が違いすぎる。

 

生きるか死ぬかの世界を生きてきた僕にとって、天国で生まれ育った人のように見えました。

それは僕の偏見だとわかっていても、彼の世界があまりにきらきらしていて、過去の僕なら、苦しくなっていたと思います。

 

 

僕は変わったんだ、はっきりそこで感じました。

 

何も卑下することなく、僕は彼の横にいました。

そのままでただそこにいました。

 

こんなぼろくそな人生を、むしろプライド高く、感じられている。

どれだけの闇を背負っても、泥の中を這い上がって、ここまでこれたことを、むしろ誇りに感じられている。

 

 

先日、他にもそう感じた場面がありました。

初めましての人とお話をしました。とても知的で素敵な方で、興味も合う。もっと話をしたいと感じました。

でも、どうも目が合わない、会話がなんか続かない。。。

 

過去の自分は

「僕はその人と会話をするに値しない人間なんだ」

「僕は認められていない人間なんだ」

「僕のダークなエネルギーをきっと感じ取ってしまったんだ」

などと感じていたと思います。

「やっぱり自分は、人から承認されるに値しない人間。」そのフィルターで見ている世界は、

こういった、些細な人の反応がとても怖く感じます。

 

でも今の自分は、これは相手の方の問題かもしれないし、いやそもそも問題でもないのかもしれない、

仮に何か嫌われる要因があるのかもしれなくても、そういうこともある。

頭で必死にそう考えようとしているのでもなく、ただ、、まぁそうなのだとその状況を受け入れて、気になっていない感じ。

自分が自分の存在を否定しないでいられていると、こんなにも世界は軽やかに時間が流れるのか。

こんなに自分が傷つかなくなっているに、とても驚きました。

 


ということで、冒頭の気づきに戻ります。

そんな事があった、翌朝、自転車に乗っていて、

「目が覚めた」

そんな風に心で叫んだのでした。



平本先生が見せてくれた、

どんな人生でも、事情があって、

それをそのまま受け止めて、

それでもあなたの人生、素晴らしいって。

あなたの未来は輝いていると、言ってくださった。

 

他でもない、平本先生がそう言う人生を歩いてこられたからなんだと感じました。

 

今日もできることをします。

平本あきお先生の、カウンセラー養成4日間講座、から2週間が経ちました。

今の自分の様子や、振り返りを書いてみたいと思います。

 

 

【平本先生の公開カウンセリングを受けて、2週間後の自分】

<2週間たった今>

魔法がかかったように、がらっとなにかが変わったか、というと、そうではないと思います。

日々、傷つくこともある、イラっともする、朝は起きれない。

まだなんとなく自律神経が乱れているのか、寝ても途中で覚醒して眠れない日もあります。

 

でも。

深い根っこのところで、この自分と生きるんだという覚悟が定まったという感じがします。眠れていなくて、顔がひどく疲れていて、仕事の準備が全然追いついていなくて。そんな自分でも、深いところで自分を許している。そして人生を許している。

人生や社会に対する信頼感が高まったように感じます。

この世界は、「怖いところで傷つくところで安心はできない」、根本的にそう感じていたものが、

今までたくさんの方々のお陰で「そうじゃないのかも?」という感じで変容しつつあって、

さらに今回のこの講座で、世界のダークな側面はそのままだけど、それがとても小さく感じられる。圧倒的に飲み込まれるようなものではなくなった、自分がそれも包み込んで大きく感じられる、なんかそんな感じです。

傷つくことは日々起きるけど、だいぶ早く、あれ、大丈夫だなという感じになっている。

瞑想しながら、自分をただ感じていると、深いところからエネルギーが湧いてくる。不死鳥が自分の内側にいて、ぶわーと羽を広げている。穏やかで力強いパワーが生まれている感じ。何度も倒れて、それでもまた、飛び立つ、そんな感じ。

 

平本先生が見せてくれた希望の光。たくさんの苦しんでいる人を救える自分、そうなりたいです。

 

<公開カウンセリングって?>

4日間の講座中に、僕は参加された皆さんの前で、平本先生の公開カウンセリングを受ける機会をいただきました。

事前の打ち合わせなどなく、ガチのカウンセリングです。

 

カウンセリングといえば1対1で受けるものと思っていますよね。僕もそう思っていました。

かつて、心理学者アドラー?ロジャース?だったかが、事情により壁のない部屋でカウンセリングしていて、周りでそれを聞いていた他のクライアントさん達が、自分と共通する悩みに共感したり、一人じゃないんだと励まされたりしたそうです。またクライアントさん本人も、聞いている周りの方からも勇気づけられ、苦しみを抱えている人同士のつながりで、人が癒やされていくということが起きたそうです。それが公開カウンセリングの始まりだそうです。


 

<ひたすら吐き出す>

公開カウンセリングのはじめに、自分の過去に起きてきたことをシェアしました。

幼少期は得体のしれないストレスだったものが、第二次性徴期で絶望に変わり、一時期は無かったことにしようと努めて、やっぱり無理で、本当の自分になろうと思ったら差別・無理解な言葉を受けて、誹謗中傷メール300通、街中ではじろじろ見られトイレに入れず、就職活動でのカミングアウトと内定が一時保留になったこと、長くお付き合いした彼女の親からの(会う前から)拒否、戸籍変更や手術・ホルモン注射自体も大変でした(です)が、、、ようやくストレスがかなり減った、、、と思ったら、ここまできてなお、男なの?女なの?と子どもに聞かれる。どれだけ筋トレ頑張っても、立ちはだかる乗り越えられない壁が目の前にある。

そして、自分とうまく向き合えなかったことから起きていた、数々の二次被害的な苦しみもありました。仕事や人間関係への影響。

 

そんな苦しみを、僕は過小評価する癖がついていました。そんなこと全部言い訳で、そんなの取るに足らない、人生が苦しいのはみんな一緒で、みんな人生は思い通りにならない。死にたいのは僕だけじゃない。僕だって、他の人の悩みなんて分かっていないんだから。社会はどんな事情を抱えていても、待ってはくれないから。

悪意ある誹謗中傷・差別は、社会全体の問題でもあるし、社会がこうでなったことは、だれの責任なんだろう。

人をバカにしたり見下す人はその人たち自身が傷ついているからだ、ということもわかっています。

また悪意のない方々の言葉、浅い理解で何気なく発せられる言葉。ぐっと堪えてなかったことにする。いつまでも続く心の内側の戦い。

 

本当は、僕は怒っていました。人生に。社会に。自分自身に。僕を、笑ったり、馬鹿にしたり、傷つけたりした人に。

でも、怒りをどこに向ければいいのかわからない。人生を責める?政治家を責める?自分を責める?

 

平本先生は、1ミリも僕の言う言葉を、否定しません。無理に変えようともしません。そのまま聴いてくださいました。

あなたはそう感じてきた、そんな風に苦しんできたんだ。

たくさんたくさん聴いていただき、あの時に言えなかった怒りや絶望や悲しみや苦しみの言葉を吐き出して、吐き出して、吐き出して、

ふぅと、力が抜けました。

 

<吐き出して、俯瞰してみる>

今回平本先生が、今までできたことも思い出してみて。

僕がいて助かった、励まされた、勇気をもらった、救われた。そういった言葉を今までにも、たくさんたくさんいただいてきました。理解や愛・共感のエネルギーも、たくさんたくさんもらってきました。つい、大きな闇に飲まれると、そんなみなさんからの大切な愛のエネルギーを見失ってしまう。コルチゾールが、海馬を壊してしまう。ストレスホルモンは、大切な記憶も消してしまう。

 

僕がいて救われた、その人の立場から、奏さんを見てみてください、って言われました。

奏さんは、どんな存在?どう見える?仮に僕が死んじゃったらどう感じる?

誹謗中傷の言葉より、助けららた、勇気もらった、自分も辛いけど頑張って生きていこうと思えた、そういった言葉に意識を向けてみて。たくさんの人が、そういってくれている。外から見てみて、自分のことをどう見える?

「めちゃ、すごいと思います、この人すごいって。こんなにしんどい思いして、それなのにまた立ち上がって。」

 

 

できることなら、こんな面倒な人生はもうこりごりで、そんなに人を助けなくていいから、もっと楽な人生を送りたかった。

それは本音です。平本先生もわかってくれていました。そう思いますよねって。

不本意かもしれないけど、それが残念かもしれないけど、それがそうさんの運命です。

誹謗中傷も今後もなくならない、場合によっては増えるかもしれない。

けど、それ以上にたくさんの人を救う人生です。

どうしましょか?と聞かれました。

あとで動画をみたら、「しょうがないですね」僕はさんざん泣いたあとの笑顔でそう答えていました。

あきらめと、覚悟と。僕は笑っていました。

もしあの時に、いやあなたは十分、素晴らしいし、かっこいいよ、既にたくさんの人を助けているよ、と「言葉だけで」言われていたら、もちろん励まされたと思うのですが、一過性で終わっていたかもしれません。

でも平本先生は感じてみてって言いました。

自分を離れて、目の前に自分がいて、その人がこんな風に言われていたら。こんな風な自分で人に関わっていたら、どう見える?

「それは確かにかっこいいです。」「すごいと思います。」

自分でそう感じました。体感がありました。実感がありました。

 

<公開カウンセリングを受けて>

ということで、僕はただひたすら泣きじゃくりながら自分の話をしただけでした。でも本当にたくさんの方から、勇気づけられた、と言っていただきました。人によっては、私の問題も解決したと言ってくださいました。すごいです。

 

社会では、いまだにトランスジェンダーに対する偏見や差別・誤解があります。そんなニュースやSNSの記事を見るたびに怖くなります。いったい、目の前の人が、トランスジェンダーに対してどう思っているのかがわからない。多くの方に優しい言葉をいただいてもなお、どこかから聞こえる、トランスジェンダーっておかしい・気持ち悪い、あるは誤解・偏見、その声に強く反応してしまいます。

だから、僕にとって、今回80人以上の参加者の方からの「自分は受け入れてもらえている」んだ、という実感は、とてもとてもとてもとても勇気になりました。

こんなに「苦しいし死にたいしそれでも頑張ってきた」、「奏さんの苦しみは想像を絶するものでした」、という言葉をいただいたことも、本当に救われる思いがしました。「わかってもらえた、、、。こんなに深いところまで、、、。」

 

長い文章を読んでくださりありがとうございました。

 

 

【平本あきお先生のXにて

音声配信(スペース)のゲスト出演をさせていただきました】

https://x.com/i/spaces/1DXxyWrBPLEGM

 

講座の1週間後の僕がしゃべっています。

よかったら聞いてみてください

 

 

【カウンセラーの認定証をいただきました】

 

 

 

 

【メンタル不安定な、個人事業主です】

前回のブログに続き、今月は2回目のブログ投稿です。

個人事業主の僕としては、定期的な情報発信がきっと大事なのだと思いますが、10月は投稿できていませんでした(^^;

10月はメンタルダウンしていたので、仕方がないですね。

こんな風に、僕はメンタルに今までずっと波がありました。だから個人事業主になることはとても勇気が必要でした。メンタル不調でレッスンを休んだら、収入がなくなってしまうので。

「本当に自分にできるのだろうか。」「いや無理でしょ。」そう思い込んで、無理!と7年くらい逃げていましたが、結局8年前に決意。で、結局、ここまでやってこられています。

今まで、レッスン直前に、しんどくてしんどくて、泣きながらmelonのレッスンをしていたこともあります。生徒さんが皆さん、温かく受け止めてくださてって。頭で考えると、ありえないよな。そんな先生でも、ありがたいことに、たくさんの皆様のお陰様で、なんとかやってこられています。

メンタル不調でも、不安定でも、そんな自分を受け入れつつ、できることを。今日も。

 

 

【ルーフトップ マインドフルネスヨガ】
屋上からの景色、心地よい風、空に広がる青さや夕焼けの色を全身で味わいながら、五感をフルオープン!瞑想が苦手で…、手中できない…、すぐに思考がぐるぐるする…そんな方に、自然の力で、頑張らなくてもマインドフルになれちゃいます。

ヨガでは、自分にとって“いま気持ちいい”と感じる動きを探していきます。体が苦しいなぁという声を受け取ったら、どうしてほしいかを身体に確認。少しポーズを緩めたり、形を変えたり、お休みしたり。難しい動きはありません。いつでもご自身のペースで安心してご参加いただけます。

自然と全身の感覚へと意識を向け、思考をひと休みしませんか?

なんだか疲れが取れない、休めない、最近幸せとか感動を感じない、そんな方におすすめです(^^♪
 
会場は、2025年5月から農作業のお手伝いに関わっている、屋上農園です。都市で行う農作業。都会で出た生ごみのコンポストも畑の栄養になっています。ヨガの後は、ファームも見学してくださいね。
◆会場:アートファーム池尻大橋(田園都市線 池尻大橋駅徒歩10分)
 
◆日時:2025年11月15日(土)15:00〜16:00
    2025年12月13日(土)12:00~13:00 
    2026年1月・2月は寒いのでお休みです。
    
◆参加費:メンバー1500円/1人 ビジター2500円/1人 
 
◆注意事項:
今日の体調や気分に合わせて、できる範囲でご参加ください。
動いている途中で違和感や痛みがあれば、ゆっくりポーズを解いたり・形や角度を変えたり・お休みしてください。いつでも休んでOK、マイペースOK、「呼吸だけしよう」も大歓迎です!
自分の心身の状態に丁寧に気づいて、そのままを受け止めることがマインドフルネスです。 安心して楽しんでいただける時間になりますように🍀 
 
◆参加者の声
「今日は素敵なイベントを開催して下さってありがとうございました。満足度120%でした。ヨガで最後の仰向けポーズの後、目を開けて空が目の前に広がっていた時、 あぁーこれが必要だなぁーって改めて実感しました。またぜひ参加させて下さい !」
 

 

 

 

 

久しぶりのブログです。

僕の心理学の師匠、平本あきお先生。

その心理カウンセラー認定4日間コース(2025年11月1日~4日)を受講しました。昨年も受けて、今年は復習参加。

 

 

平本さんから教わる、アドラー心理学をベースとしたコミュニケーションスキル(コーチング・カウンセリング)は、世界から争いをなくして、世界平和作れるんじゃないかと本気で思わせてくれるほど、全人類が知っていた方がいいスキルだと、心の底から思います。

僕のあこがれの先生です。こんな先生に僕もなりたいです。

 

僕にとって、人生の師匠といえば、

・ヨガの師匠 綿本彰先生。

・マインドフルネスの師匠、ティクナットハン先生(故)

・マインドフルネスの師匠であり、大親友である、吉田昌生先生。

・心理学・カウンセリング・コーチングの師匠、平本あきお先生

出会えたことで、人生が変わりました。感謝でいっぱいです。

 

 

 

ということで、平本式 心理カウンセラー認定4日間コース 受講を終えて。

 

受講前の10月に久しぶりに過去のトラウマにより感情爆発、感情の制御が不能、身体が硬直して、そのあと無気力になりました。メンタル調整の方法をたくさん勉強してきましたが、それでも今回は心の動揺・感情の波が強く、戻ってくるまでに1週間かかりました。

それも、引き金は、パートナーの何気ない会話。

「今度、(僕が関わっている農園に)小学3年生の子供たちが遊びに来るんだって。」

それだけ。

今まで、一般的な子どもの話なんてよくしていましたし、それまで穏やかに何事もなく話をしていたのに。急に感情の制御ができなくなってびっくりしました。

そして、とにかくその会話を終わらせるだけで精一杯でした。

「僕は子どもは嫌いだ!!!」って何度か叫び、部屋の端っこで、うつぶせて動けなくなってしまいました。それ以上話を聞きたくない!!やめてくれ!!

ちなみに僕は子どもが嫌いなわけではありません。むしろ好きな方だと思っていました。

 

そのとき頭の中には、昨年タイに行ったときに、小学3年生くらいの子供に、「男なの?女なの?」って聞かれた情景が思い出されていました。

 

ああ、そうか、あの時に封印した心の傷か。

1年前のその情景に意識の大半が飲まれたまま、意識の一部分がなんとか状況を整理しようとしていました。

本当は口にも出したくなかったですが(そこでの傷を、見たくない、封印していたい、そんなことがあったこと自体を無かったことにしておきたい)、何とかパートナーに状況を説明して、普段の倍量、睡眠導入剤を飲んで就寝しました。

 

過去に大変なことはたくさんありました。

トランスジェンダーということで傷ついた数々の出来事。絶望感。死に場所を探して、夜の街をうろうろもよくありました。でもその時にそれなりに人に話せていたり、対応できたことについては、今思い出してもそこまで苦しくならないことに気が付きました。

 

今回のように「男なの?女なの?」と聞かれるという、一見すると、ささいで、瞬発的に感情を封印して、大したことじゃない、うまくやり過ごしたと思っていた出来事、でも実はとてもショックで傷ついていたことが、あとでこうして爆発するんだ。それがよく分かりました。

他にも過去に子どもたちを関わる仕事の中で、まだホルモン注射する前だった頃、「見た目は男なのに、声は女だ、きもい!!」と言われた言葉。そのあと5泊6日のキャンプ中、その子にずっと避けられていたこと。など、

自分の中で、なかったことにして、封印して、誰にも言えずに一人で抱えてきたこと。それがトラウマとして残り、PTSDにつながっていく。まさに勉強した通りでした。

 

平本先生に、一通り過去の出来事を聞いていただき、

僕がその時に言えなかった強い感情を、大泣きしながら吐き出して、吐き出して、、、

涙が全然止まらなくて、びっくりしました。


少し落ち着きを取り戻したときに、

 

そのきもい自分(自分でもそう思っている、そしてそれが自分)、を自分で受け入れるために、

こういってみて、って言われました。

「僕はきもい人間です。

そんな自分も自分は好きです。

そんな僕を好きになってください。」


ええ!!?いや、きもくないでしょ、って、僕の大切な友人なら言ってくれるはずです。

きもくない、って思えれば楽なことはない。

でもそう思えないなら、そのままでいいから、その、きもいままの自分を受け入れてあげてね。

そういう自己受容の練習でした。

 

トランスジェンダーという事実はこの先も変わらない。

差別や誹謗中傷もきっとなくならない、この先も傷つくことはある。

そんな僕が、そんな自分を認めてあげること。そのままで生きていくこと。

 

イメージしてみてって。

もし子供たちにそうさんが、こんな風に話していたら、どう見える?

「僕はね、こういう人間なんだよ、人と確かに違う。でもこうしてそれをみんなに伝えることで、人と違うっていうことで悩んでいる人に勇気を与えることができるんじゃないかって思っているんだ」

確かそんな風に言ってくださったと思います。

 

あの時僕がそんな風に言えていたら、とてもかっこいいじゃないかって、感じました。確かにそれはかっこいい。そうか、それが自分の未来だったら、悪くないね。

 

こう生まれてきてしまったことは、どうにもできない。

どこかで、トランスジェンダーだという事実を、なかったことにしたい。ここまできて、まだそんな風に思っていた。そのことに気がついていませんでした。

もうホルモン注射もしたし、個性の名前も性別も変わったし、手術もしたし、なるべく男性に溶け込んでいきたい。これ以上傷つきたくない。

僕がトランスジェンダーであることを認めてあげられていないから、

「男なの?女なの?」と聞かれて傷ついたんだ。ということがよく分かりました。

そうか、僕は自己受容が、究極のところでできていなかったんだと。

やっぱりいやだって思っているんだな今も。

それはそのままでいい。

今回平本さんにカウンセリングをしていただいたことで、そのまま、生きていく、大きな一歩を踏み出せた気がしています。

きっと僕の存在が誰かの役に立つ。し、既に役に立っている。