今年も年末年始は、タイのプラムビレッジにて過ごしました。
プラムビレッジとは、ティクナットハン先生が世界に広めた「マインドフルネス プラクティス センター」です。
マインドフルネスは、どんな宗教の方でも、どなたでもトレーニングすることができます。
その源流にあるのは、仏教の瞑想です。
2500年の歴史ある瞑想ですが、それが近年ようやく科学的に解明されてきました。前頭前野の活性化や偏桃体の活動の抑制など、脳を理想的な状態にトレーニングができることが分かってきています。
ブッダがかつて悟りを開いたヴィパサナー瞑想が源流となり、その後その教えをもとに達磨大師によって禅宗が開かれました。ティクナットハン先生はその禅宗の一つである臨済宗の慈孝寺出身の僧侶です。
ティクナットハン先生が修行の末たどり着いた「マインドフルネス」の教えが、すごいです。
僕は15年ほど前に、ヴィパサナー瞑想10日間コースに参加をして、
1日中ひたすら瞑想・・・、
ひたすら座る・・・、
何もしない・・・、 僕には向いてないと感じました 笑
家に帰ってトライしても、すぐにやめたくなります。
座って、なにもしない。
呼吸を感じるだけ。
これがはじめは、とても難しかったです。
「瞑想初心者あるある」
・退屈:数分もすると、もっと楽しいこと、もっと楽なこと、もっと刺激を追い求めてそわそわ。スマホ一つで、楽しい世界に行ける現代人にとって、呼吸に集中しようとしてもすぐ飽きてしまいます
・痛み:座ってじっとしていると、すぐに体をもぞもぞ動かしたくなる。数秒も座っていられない。それだけ日頃から身体がこわばり、疲れている証拠。
・焦り・不安:こんなに何もしていなく自分は大丈夫なのか?あれもこれも自分には足りていない、何かしていないと怠けている気がする、何かしなきゃ!
・ぐるぐる思考:自分の頭の中の声がぐるぐる。さっきあんなこと言われて傷ついたな、来週のあの仕事大丈夫かな、気になることたくさん。普段は外の刺激でごまかされているものが、見えてくる。本当は感情のお世話が必要なことがたくさんあるのに、見ないふりをして過ごしてしまっている。それにようやく気付いてびっくり。
・眠気:目を閉じればすぐに寝てしまう。疲れているんだなぁ。
ということでメンタル不調だった僕は、じっと座っていることが難しかったです。
その後ヨガ続け、身体の緊張が解け、瞑想が深くできるようになりました。体の心地よい感覚に意識を向け続けながらヨガをすることで、頭がものすごく静まって満たされていきます。
さらにそこからマインドフルネスに出会いました。
マインドフルネスは、座る瞑想もしますが、日常生活そのものをマインドフルに行うことを大切にしています。
プラムビレッジでは、
座る瞑想、歩く瞑想、ご飯は毎回食べる瞑想、ワーキング瞑想(食器洗いや野菜切り、ドリンクコーナーの補充や整理整頓など)もあります。法話を聴き、人とのコミュニケーション方法を学び、仲間とシェア会(自分が感じていることを話し、丁寧に聴く)があります。生活のすべてを、今ここに気付きながら行います。
調理師時代、効率重視で、1秒も無駄にするなと言われて仕事をしていました。だから、今の生活も効率重視、いかに早く手短に終わらせるか。もちろんそう動けるようになったことは、今でも助けになっています。でも、効率ばかりで、いつも猛ダッシュして生きていると、疲れるのはもちろん、大切なものを見落としてしまいます。
食器を洗うこと=生産性のない無駄なこと、億劫なこと、人生の中の余計な時間、
と捉えていたところから
食器を洗うこと=食事の終えた体を丁寧に感じ、食事に感謝し、赤ちゃんを洗うように丁寧に食器を洗えば、こんなに感謝に満ちて幸せな時間はありません。泡の感触、ひとつひとつきれいになった食器、パズルのように上手に重ねて水切りもばっちり。食器洗いが楽しく幸せに満ちたものになる。
そんな心持ちで日々を過ごせば、すべてが特別な瞬間になっていきます。
食べる瞑想は、一口一口味わって、液体になるまで噛んでから飲み込みます。食べる前には感謝のお祈りもします。マインドフルに食べると、消化の良い食べ方になり、満足感や幸福感を感じられ、体も心も元気になります。食べすぎを防げることにもつながります。
歩く瞑想では、一歩一歩、目的地に向かうことのみに意識を向けるのではなく、歩くことそのものに意識を向けます。大地を傷つける歩き方ではなく、マッサージするかのように歩く。そんな歩き方って、身体にも優しいです。強い感情があるときは、大地に受け止めてもらうように歩きます。
今回も年末年始はマインドフルネスのリトリート。
リゾート地でのバカンス、温泉旅行、スキー旅行、他にも選択肢はあるのに笑
荷物準備も大変、休みを取るために仕事を倍速で終わらせてへとへと、ちょっと後悔しかけて。。。笑
飛行機とタクシー、丸1日かけて行き、へとへとで夜中に到着。来年はいかないかもなと後悔しかけ、、、笑
でもリトリートの最中は、ここにきて本当に良かったと何度も何度も感じました。
過去や未来を生きるのではなく、今この瞬間を生きる。
全ての瞬間をマインドフルネスに過ごす
人生でほんとうに大切なことを学んで帰ってきました。
身体の隅々まで力が抜けて、細胞が全部喜んでいる感じがしました。
とりあえず、今回はここまで。
他にも感じたことはたくさんあるので、また書きます!
【マインドフルネス講師養成講座 開催します!】
マインドフルに生き、それを人にお伝えしたい、という方は↓↓



















