どもりの人生を振り返る | 最低と言われた男

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ド底辺からビリオネアへ

 

ブログでは金のことやギャンブル、女に金使ってきたこととかくだらないネタばかり書いていて一度も公言しなかったが、俺は吃音者だ。

 

 

「どもる」という言葉を知ったのは小学生のとき、友人にも吃音のコがいて周りで「あいつと山○はどもりで有名だよ」て噂になっていた。 

 

そこから、45歳まで様々な職場やプライベートでも恥ずかしい思いや、自分が嫌いになるシーンが多くあったわけなんだけど、今はそれを乗り越えつつある。 

 

 

どれくらいの吃音かというと、苦手な言葉があって難発するタイプ。 「た、な、ま、や行と濁音」が特に嫌い。

 

代表的なのが、人に聞かれたときに自分の名前が言えないときがあること。 

 

電話なんかヤバイよね

 

よく今まで生きてきたって思うよ

 

 

職業で向いてないランキングがあるならテレビ関係、営業、アナウンサーやタレント、Youtuberなんて以ての外だと思ってる。  youtubeならテロップと字幕とかなりそうだけど、演者は厳しいと思う。

 

 

苦手なことを克服しようと、30代でコールセンターの仕事もいくつかやってきたけど、まぁきつかった。 

「~の○○でございます。」のときに自分の名前が言えなくて電話を切ったこともあったし、どちらかというと

発信の方がまだいいんだよ。  

 

流れに乗ればスムーズに言葉は出てくるし会話中にどもることはほとんどないのだけど、その時のメンタルと最初の一言で

全てが決まる感じ。 

 

よく「お世話になりますとかお先に失礼します」が言えない人いるって聞くけど、それはさほどつまらないで言えたんだけどね。 

 

コールセンターで働いたおかげで完治はしなかったけど、人前で電話する度胸はついた。

 

 

あとは、どもりの何がきついって女のコをまともに口説けないこと。

 

特に酒飲んだときに完全に舌が回らなくなったら、最後でナンパしても変人扱いされて相手にされないからな 

 

こんな俺でも付き合ってくれた女性はいたけど、どもる彼氏なんて頼りがいないし自分自身もつらかったよ

 

不潔、挙動不審とどもる男なんて魅力ないのはわかってたから、女性とデートするときはおしゃれをすることと、いかにスマートに話せるかが課題だった。

 

友人にも、伝えたいことをすっと言えなくて「えっ何?それもすぐ言えないのかよ」て笑われることよくあったし…

 

過去のことを振り返るとそれは色々ありすぎて書ききれない。 

 

 

 

俺がこうやってブログに記したり、Xとかで作ったものを発信したり、インドアで仕事をとろうとするのも、内心にはコミュニケーションが苦手なこと、できる限り他人とは関わらないで自分の個性で生きていけないかっていう思いがあることは以前から気づいている。

 

 

言葉が下手なら、文章や言動、何かビジュアルで示せばいいっていう考えが根底にあるんだな

 

でもね、結局人って自分を売り込むことや周りとの協調性、コミュニケーションがとれないと生きていけないことも重々わかってるから、あとは自分の欠点と向き合いながら、どう世間と繋がっていくかってことになる。

 

 

冒頭に書いた「乗り越えつつある」ていうのは無理に治そうとするのじゃなくて、受け入れる気持ちをもつって考え。

開き直るていう思考とも違うんだけどさ  改善したいて気持ちを持ちつつというか

 

美容室も歯科も普通に自分の名前を伝えて予約はできるけど、それって当たり前のことじゃん。

 

 

でも、俺みたいにどもって予約すらできない人もいるはずだから、まずはそういう普通のコミュニケーションがとれることに

感謝するっていうか、気にしすぎて前に進まず暗くなるよりはそれと共有していくって思ったほうが気が楽になるよ。

 

 

 

最後にもう自分を蔑む投稿やくだらない金ない自慢はやめようかって思う。

 

youtuberみたいな大金を使う自慢も飽きられるけど、貧乏や自虐的なことをアピールしてるのは、悲壮感まるだしなんてもっと見たくないじゃん。

 

だから、今後は何か明るい話題を書いていきたい。