ユリ根を掘る | Souvenirs de la saison

ユリ根を掘る

1月14日  晴れくもり  11℃~-4℃
 
 

 

昨夕の雪もたいして残らず、ふだんの景色の東京近傍です。

60円の見切り品で売っていた寒菊もようやっと咲き出しました。

寒菊の名の通り、本当に寒くならないと咲かないのね💦

 
 
 
芽キャベツを収穫してみましょう。
手で掻き取るんだけど、
意外としっかりついていて、取るのにも勇気がいります。
 
 
いざ採ってしまうと、なんだか可哀そうなお姿に・・・
 
 
ナノハナの蕾がたくさん立ち上がってきました。
春の端境期に採りたいのに、これじゃもう収穫しなくてはなりません。
やっぱり例年より暖かいのでしょうね。
 
 
ハクサイも、手前のものが結球して中身も詰まってそうです。
 
 
あれ?
もう1個のハクサイは。
1個が3個に分裂してる!
時々こういうのができます。
でも2個はあっても3個は珍しいかも。
小人数の家庭には結構ありがたい現象です。
大きなまるのハクサイ1個って、保管が大変ですもんね。
家庭菜園を始めたら、みんな、
「冷蔵庫の半分が野菜室だといいなあ。どこかのメーカーで出さないかなあ。」
という希望半分・絶望半分の妄想を抱くようになります。
 
しかーし。
暖かいのでこのまま結球しないおそれもあります。
「花芽分化」と呼ばれる現象だとすると、このままトウ立ちまで一直線に進む恐れも!
しばらく様子を見ましょう。
 
 
ダイコンもまだまだ植わってますが。
 
 
とりあえず巨大ダイコンを一本だけ収穫しました。
超巨大ダイコンもまだあるのですが、もう手に負えないというか・・・
ハクサイも今シーズン最も大きくていいものが採れました。
キャベツも売り物のような大きいもの。
その他紅芯ダイコン、長ネギなど。
 
 
畑のレイアウト変更のため、色々なものを移植しました。
これはヤマユリ。
枯れたあたりを掘っても、新芽と根しかありません。
あれ?ユリって球根でしょ?
おかしいなと思って掘り進めると、この鱗茎(球根状のもの)はそこから少し離れたところにありました。
根のような茎のようなものでゆるく繋がっていました。
これが球根でなくて鱗茎たるところなんでしょうね。
チューリップのように真下から茎がビヨーンと出てくるわけではないのですね。
 
この鱗茎の外側の爪のようなもの、これが「鱗片」と呼ばれるものですが、
試しに数枚剥がして別個に植えてみました。
上手く殖えるでしょうか?
 
 
 
こちらは白っぽい。
オニユリです。
こちらは秋にムカゴが落ち、そこから根を出して殖えます。
大きな鱗茎が3つありました。
こちらはほっておいても殖えるので鱗片植えはしません。
 
ムカゴから根が出る様子。
 
ヤマユリもオニユリもその鱗茎は「ユリ根」と称して食用になります。
元々、半分はそんな気持ちもあって植えたのです、
ただいきなりこんなのを持って帰っても家族も困るでしょう。
うちは割烹屋じゃない、とか言われそうです。
とりあえずは別のところに埋め戻しです。
彼らは丈夫ですから、これからも殖えてくれることでしょう。
 
 
 
 
今年から、奥まったほうにサツマイモ専用、ネギ専用のゾーンを作るべく
掘ったり埋めたり忙しい。
1月も半ばになれば、春もそんなに遠くない。
間に合うでしょうか・・・