ミスミソウ
ミスミソウ
雪割草とも言いますね。
まだ雪が残るような春まだ浅い頃に真っ先に咲く、
典型的な「スプリング・エフェメラル」です。
ああ、ほんとに来ちゃったんだな、春。
だって春が巡ってくるって確証なんて無いじゃないですか。
・・・あるか。
でも、奇跡の一種だと思うんですね。
春って。
ミスミソウはそんな奇跡たちの一番手。
これは白花ですが、青系の花のほうが認知度が高いかもしれません。
園芸品としても多様な花色・葉色があって、人気があります。
これもなんだか植えたものっぽい。
ミスミソウの名はトランプのクラブの形をした葉を三角になぞらえて。
ミスミソウから始まって
野山にはニリンソウ、セツブンソウ、
庭にはクリスマスローズ、アネモネ
それからまだまだ。
リュウキンカ、オダマキ、クレマチスと、
キンポウゲ科の春のパレードは終わりが見えないくらい続くのです。