エッセイ

 

「コロナと相対性理論」

 

 

高校生の時から尊敬してやまないアインシュタインの相対性理論的な観点からコロナを鑑みてみると

相対性理論って簡単に言うと、

「鑑賞する側と鑑賞される側の関係性によって決まる。」

ってこと。

つまりコロナは、「地球と人間」「医療と経済」のようにそれぞれの関係性によって意味が変わってしまう。

つまりこの問題の問題は答えが出ないことにある。

関係性がそれぞれ違う、不確定。
あちらを立てればあちらが立たず。

地球環境からすれば人間が活動を抑えることで、かなりクリーンになるし、働き方改革をしたかった人からすれば今回で一気に改革が行われる。自宅で堂々と休みたかった人からすれば、ラッキーとも言える。立場や関係性によってあまりにも意味が変わる。

これからますます答えのない世界が広がっていくだろう。
多様性という名のもとに。

先生が答えを知っていて、生徒がそれを必死に学ぶ。という時代は終わった。

答えはないから、自分で定義して自分でそれを応用して生きていく。他人のせいにしていては、永遠に路頭に迷うことになるということだ。

そんな時代にコロナは一気に人類ごと移行させようとしている。

双雲