すごく嬉しいことがありまして

(いつもそうだけど(笑))

書道におけるミステリー


この現象


薄い墨で書くと

なぜか、あとで書いた線が下に潜る

という謎すぎる現象。


僕も理系出身で、科学好きとして仮説は立ててましたが


なんと、偶然にも書の依頼で来たこの男性が




炭素と水の専門家!

東京理科大学の物理学研究者!

しかも僕と同級生。
同じ九州出身。
初対面とは思えないくらい意気投合

書道における墨はいわゆる「炭素」原子と「水」分子で構成されています。


炭素原子はこんな感じで繋がっています


これ、なんと、「写真」!

CGじゃなかとよ。
この最近の解像度の発達で
なんと原子レベルまで写真で見られるようになっていました。

(ありえない話。だって原子ってどれくらい小さいか知ってますか?あの遺伝子でさえ1000億以上の原子でできてるし、見えない僕らの70兆個の細胞は何百兆の原子で構成、、)

んで、この山本貴博先生に

目の前で聞いてみましたら



「これは面白い!はじめて知りました。でも予想はつきましたので、研究室にて仮説と実験と証明をしてきます。」


と。何億円もする装置を使えるポジション(笑)

紙の細かくもみくちゃにされた繊維に、炭素分子と水分子と膠がどのようにして

この謎の現象を起こすのか

実験結果が楽しみで鼻血でそう


ちなみに山本先生による
炭素解説講座
なぜ鉛筆は書けるのかなど

わかりやすくて、深くうなづける講義となっていますのでぜひ見てみて




双雲@同じ東京理科大学で科学とアートの道に別れたけど、ここで出会って

これからも長く続きそうな一期一会

山本さんと僕とで科学アートしようと思ったら
知人のメディアアーティストの落合陽一さんと、三人でブレーンストーミングをこんどやることに。

どんな展開になるか(゚∀゚*)(゚∀゚*)(*゚∀゚)わくわく