僕の書作品を観てくれて、

泣いてくれたり、
鳥肌を立ててくれたり
心震わせてくれる人が

たくさんいて

それって
ものすっげーことで

だって

書き手である僕の想いが
書を通して伝わってるわけで

冷静に考えると
書は、白い紙に黒い線が集まってるだけで。

なのに

涙という体液が出たり
肌にイボイボができるほど
「反応」するなんて

すっごいことだなーって思います

つまり

書き手だけでは成り立たなくて

受けてがいてはじめて成り立つ

受信側の感性がとても大切なのです。

だから

書き手は
やはり独りよがりではダメだと思うんです

受け取ってもらってなんぼ。

ってことを忘れがちなんです、書き手は。

いつも僕の想いを
キャッチしたり
レシーブしたり
リターンしたり
ホームランしたり
たまに空振りしたり

してくれてるあなた。

あんがと。


双雲@たまにボークな球を投げてゴメンナサイ





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