弘法大師:空海は、遣唐使の1人として、中国に渡りました。

当時、船で中国に渡ることは、命の危険を伴うものでした。


確かではないのですが、

遣唐使の半分以上が生きて帰れないというくらい激しいものだったそうです。


今の時代で言う「渡航」とはわけが違います。


まさに人生と命をかけています。

情熱も志も半端じゃなく強いものだと思います。


そんな熱いものをもって中国に渡った空海が、「密教」と出会います。

そこで密教のトップにいたく気に入られた空海は、密教を日本に持ち帰り、

独自の世界観を創りだし、後の「真言宗」となる世界観を広めていきます。


空海の教えの中でも特に興味深い話があります。


それを僕なりに簡単に言い換えると、


「なりきる」


僕なりに勝手な解釈でこのことを語ります。

(偏見だらけかもしれませんがお許しを)


当時、仏になりたいという修行僧がたくさんいました。


そこに空海は


「仏様に成りたいと荒行ばかりしていては

仏様に一向になれることはありません。


そうではなくて、


「仏様になりきって」世俗と交わりなさい」


というようなことを言いました。

(勝手な想像です)


つまり、


「自分の理想の人間像を思い浮かべ、

その人間になったつもりで、毎日を過ごす」


ということです。



もし、世の中、生きることが辛いという方がいましたらぜひお試し下さい(^^)


自分が予想もしない困難や

思い通りにならない出来事が重なる時、


もし、理想の自分だったらどう考え、どう動くだろうか。


と。



今日はちょっと長かったですね(^^ゞ