つい先日、アートディレクターの佐藤可士和さん
( http://www.visualogue.com/speakers/kashiwa_j.html )
と、UOMOという雑誌で対談企画がありました。
今や日本を代表するトップクリエーターともなった彼が、
なぜか僕の作品のファンであると言ってくれました。
可士和さんからの熱い申し出で、僕のアトリエにてロング対談が実現しました。
彼がトップクリエータと言われる理由が話す内に、じわじわとわかってきました。
大きく3つの要素が人一倍強いと感じました。
当たり前ですが、「熱い」
全面に出すタイプではないからわかりにくいのですが、
体の中にあるエネルギーの高さ。
ビンビンと感じられました。
そして 「好奇心」
これが半端じゃない。
僕が話すことを子供のように吸収し、
可士和語に即座に変換する。
そして 「志」
デザインで社会を変えていくことに本気です。
上の3つだけでなく、
最も共感したのは上の3つの要素すべてに
「和」が絡んでいること。
そこに、双雲と可士和が今こうやって対談している理由が見つかりました。
僕も書で世界を元気するという志は本気ですが、
それだけでなくて、その志を達成することで、
人間がどうなるのか。
人類がどこに向かうのか。
そこらへんの感覚が僕と共通点があったのです。
3時間近く話して、すごく盛り上がりましたが、
なぜ今ここに僕らが出会っているのかが、最後の方でピンときました。
ご縁というのは、共鳴とも言えると思います。
今回の書は、取材班の前で今日のイメージを
書いてくださいと言われた時に即興で書いた書です。